木々の芽吹きは命の芽吹き
今日も快晴です。9時20分の遊働楽舎の気温は24.8℃でしたが、徐々に高くなり午後には27.8℃となりました。放射線量は0.333μSv/hでした。
今日は3組のハイカーの皆さんが来舎してくれました。最初に立ち寄っていただいたのは、今市在住の年配の男性でした。絵を書くために松木には何度も訪れているそうです。芽吹く前の山々が好きだと話されました。確かに松木渓谷は水墨画のような雰囲気を醸し出しています。松木周辺は少しずつ芽吹いています。命の芽吹きですね。遊働楽舎前のしだれ桜は花が咲き出しました。青空をキャンバスに可憐に咲いています。
次に立ち寄ってくれたのは、千葉県柏市の龍門さんです。足尾の緑化や歴史など関心をもって聞いてくれました。近々、知人を連れて来るために下見に訪れたそうです。多くの方の来舎をお待ちしています。
3組目は、初めて松木渓谷を訪れたという桐生市の鈴木さんです。日光や鬼怒川に行く道すがら、「松木渓谷」の看板を見かけるが、はじめて来ることができたそうです。昨日来舎された方も報告してくれたように、松木渓谷を目指したが岩が崩れて道をふさいでいたために引き返して来たということで非常に残念がっていました。それでも、木々の芽吹きや桜の花を愛でながらのハイキングはとても気持ちがいいと言っておりました。葉が青々と茂る季節や紅葉など、旧松木村に少しずつ蘇る四季折々の自然を楽しんでいただければと思います。
松木渓谷への道を、崩れた岩がふさいでいるというので確認に行きました。昨年の3.11大震災と以降断続して発生する余震によって崩れたと思いますが、大きな岩が道をふさいでいました。自然の力を感じると同時に、岩を押さえる木々が育つまではまだまだ長い年月がかかるなーと思いました。5月19日は第27回ふるさとの森づくりです。多くの“森とも”の皆さんと、少しずつでも着実に木々を植えていきましょう。
(舎人:岡安、清水)
コメント