新緑と花が咲き乱れる松木の郷
ゴールデンウイークの最終日(5月6日)の足尾・松木は曇り空です。風はありませんが肌寒く感じます。みちくさに着くと(8時30分)気温は17℃でした。二人で手分けしてオープン準備をして訪問者を迎えます。 みちくさの前を自転車に乗った男性二人が渓流つりに行くとの事です。次は、足尾漁業の監視委員の皆さんが通過していきました。みちくさの留守番を橋倉さんにお願いして筆者は、今月15日にJR貨物労組の皆さんが臼沢に植樹をしますのでその準備をしました。作業車に階段材の鉄筋60本と背負子を積んで臼沢の植樹地に向かいました。
薄っすらと汗をかきますが、新緑に癒されながら階段を登りました。
途中、樹皮が食べられた木があり近づいて見るとカツラの木でした。冬の食糧の少ない時期に動物は木の皮を食べながら命を繫いでいます。動物の生きることの必死さを感じました。 JR貨物労組の皆さんが植樹をする入口に到着し、資材を仮置きしました。 下山時にも新緑に励まされながら足取りも軽く下ることができました。 みちくさに到着すると古河市から来たHさんが「朝5時から登り始め中禅寺湖を見える稜線を踏査し、銅親水公園まで降り、ダムゲートからここまで来ました」と言っていました。そして「毎週末は山に行かないと筋肉が落ちるので行きたくは無いけど山に登っています」と笑顔で話されたことが心に残りました。
本日の訪問者は一人様でしたが、貴重な話を聞くことが出来ました。
みちくさの庭では、野イチゴの花の蜜を蝶が一生懸命に吸っていました。 また、ユリは今年も競い合っている様に伸びています。 森びと広場の八重桜が満開です。 心の園では、モミジが鮮やかな赤色を出しています。 ユリも元気です。 サンシユユもしっかり根付いています。
午後4時になり小雨が降り始めましたので私たちは帰路に着きました。
松木の郷の今は木々の若葉色が色々な化粧をしているようです。20年前は草地だらけであった松木村跡地の今を楽しんでみませんか。私たちは土曜日、日曜日に皆さまをお持ちしています。お気軽に声をおかけください。
本日の舎人は、橋倉喜一さんと筆者(済賀正文)でした。
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