森ともの訪れに期待して!
今年最後の祝日・勤労感謝の日、足尾松木郷「遊働樂舎・みちくさ」は晴れ、気温9時10℃風もなく静かで過ごしやすいスタートになりました。
午後は日差しが遮られる時が有りましたが、爽やかな終日でした。みちくさから見える臼沢の森の紅葉は鮮やかですが、少しずつ冬を迎える準備をしている様ですがまだまだ見ごろです。
一方、対岸を見ると草木の活着が難しく多くの所で岩肌が剥き出しになっています。これから冬を迎え、霜柱や氷がはることで更に崩れてしまうのが心配です。
私たちは、木は根、根は土。土は土壌動物によって造られる事を学び、煙害などから生き延びている中倉山の孤高のブナの保護を継続しています。対岸は自然に任せるとなっており厳しい環境で冬を迎えようとしています。来春には少しでも草等が活着して欲しいと願うばかりです。
壊れた自然を取り戻すには100年以上の年月が懸ると言われています。これまで育ててきた生態系豊かな森を見守り、出来る事をしなければならないと考えさせられた一日でした。本日はクライマーー3名と挨拶を交わしただけで訪問者はおりませんでした。
来週の26日で「游働樂舎・みちくさ」は閉舎になりますが、まだ紅葉は見ごろですので、自然と歴史が学べる松木郷を旅を兼て訪問して下さい。お待ちしております。
本日の線量:0,094μsv/h 舎人:松井
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