中倉山のブナの親子を見守り続けたい
29日の足尾松木沢は新緑が眩しく感じた一日でした。「中倉山のブナを元気にする恩送り」の協力者の受付を終えて「みちくさ」に到着すると、舎人の高橋さんは室内の清掃を終え、「みちくさ庭」の草刈りをしていました。 松木渓谷へ向かう昨日(4/29)の人々は釣り人、ハイカー、沢登りが目的のようでした。4名は、コーヒーを飲みながら本日の中倉山でのブナ保護活動から戻ってくる方々のもてなしと出会いの広場としての「みちくさ」の運営の中身を出し合いました。様々な方々との出会いを大切にしていくことを前提に、その環境を整えていくことにしました。室内の整理整頓・あまり使用しない真空管アンプの使い方、「みちくさ」周辺の季節の移り変りの魅力発信方法などを出し合い、私たちの身の丈に合った新しい環境のもとで新しい情報を発信していくことにしました。
昼食後は、4名で「みちくさ庭」の枯れ草を刈り取り、これから楽しませてくれる野イチゴやヒガンバナ等の生育を加勢できるようにしました。 午後、ブナ保護活動に協力してくれた森林管理署の皆さん、拓陽高校教諭と生徒の皆さん、いつも協力してくれる足尾の山を知り尽くしている荒川さんとその友人が「みちくさ」に寄ってくれました。森びとからはチーズケーキと手作り甘酒でもてなし、林野庁の若い職員と高校生たちと森と人の結びつきに関する話をする事ができました。皆さんが植えてきた「希望のブナ」と「孤高のブナ」親子の生長を見守っていけるよう雰囲気がとても嬉しく感じました。
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