真夏のような陽気の中で、新植樹地“りんねの森”づくりに汗を流す!
足尾・松木沢は夏を思わせる陽気で、朝9時の気温が18℃もありました。
森びと広場の桜も蕾が膨らみ、もうすぐ開花しそうです。松木の杜のスイセンも葉を伸ばし、枯草の中で鮮やかな緑を放っていました。
今日、筆者は遊働楽舎(愛称:みちくさ)の舎人担当ですが、森作業には猛者と呼ばれるメンバーが集まっていました。新たな植樹地”りんねの森”づくりの準備をしていました。松木川沿いの植樹地に降りる作業通路用の階段をつくり、獣害防止用の柵を運び入れました。
もう一組は、今月29日に行われる中倉山のブナ保護活動の下見に向かいました。下山してきた済賀、坂口スタッフから報告を聞くと、「尾根の一部に雪を残す中倉山の稜線で、厳しい環境の中にあっても元気なブナに会えた」と二人は喜んでいました。
今日は、”みちくさ”を訪れる人はいませんでしたが、中倉山のブナに会いに行った人は多かったようです。
煙害の歴史と足尾の山々の姿を見続けた”無言の語り木”が今、気候変動と向き合っています。いつまでも元気に、足尾の森の回復を見守ってもらえるように、29日は森ともの皆さんと一緒に”孤高のブナ”に恩送りします。
今日の森作業は、鎌田、福原、弘永、大野の皆さん。中倉山ブナ保護下見は、済賀、坂口。みちくさ担当は橋倉でした。
(報告 橋倉喜一)
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