« 2020年4月 | メイン | 2020年7月 »

2020年6月

2020年6月28日 (日)

大雨警報の朝に思うこと

関東地方は朝方から大荒れの空模様

コロナの影響で客足が落ち込んだ観光への対策として、栃木県が日光ー宇都宮道を土日は無料開放してくれたので、高速を使って日光に向かうのですが、土砂降りの雨がフロントガラスを叩きつけ、ワイパーが大忙しに往復するも視界は不良、高速を一般道並みの速度で清滝まで

後で知ったのですが、大雨警報が発令されていたようです。

本当に最近の雨は異常に強く降ることが多く、土砂崩れも頻繁に起こっていることを思うと、自分たちのしている植樹活動は、地道なことではありますが、防災、温暖化の抑制にも繋がる本当に大切で必要なことなんだと改めて思います。

もっと、たくさんの人たちが植樹に関わってくれるとうれしいな

足尾に入っても雨脚は弱まること無く、中倉山も霞んで中腹くらいまでしか見えません

当然、こんな大荒れの天気では誰も危険で山に入ってくる人はなく、午前中は来月予定している日光市板橋にある「城山」での植樹の準備に来たスタッフのお手伝いをさせていただきました。

支柱で使用する竹を切り揃えて、土に刺さり易いよう先を尖らせ、運び易いように束ねたり、「幹ガード」をサイズに合わせて切り揃えたり、そんなこんなでいつの間にかお昼に

スタッフと一緒にお昼を食べていると、あんなに強烈に降っていた雨が次第に上がって来ました。

9887b1b36ff64c96aaf3727234b421e9

7f009ecabe39462d901f4183bf2fb119

加賀さんが唸るような声で叫んでいるので視線の先に目をやると、先日植樹した「臼沢西の森」の上の方にシカがくつろいでいます。

様子を見に行った加賀さんによると2頭居るようで、午後は急遽、みんなで金網の補修をすることになりました。

「臼沢西の森」を点検すると、一番上の金網の一角がなぎ倒されています。

管理用に設けた出入り口も外れて開けっ放しになっていて、苗木もいくらかダメージを受けていました。

さっそくスタッフの「棟梁 鎌田さん」の指示で倒れた網を起こし、新たに柱を立て、万全に補修を完了しました!

いつの間にか日差しもキツくなって、みんな汗だくです

鎌田さんの話では、クマが金網を登る際に倒してしまうのだとか

写真を撮ることを忘れてしまったので、みちくさに戻って来てからドローンで改めて現場を撮影。なかなかいい感じには仕上がっています!

646c109d2f2e42db83f38c340618953d

071a562766b9474b93ac82c4b78b8a4a

12be841995a343f0b5e8bdf6e02fe15a

8f0a48235e1942749b1b3399692b57d5

すっかり晴れて、中倉山もキレイに見えます。

ブナは元気にしているかな

夏にまた会いに行こう

Eb45a90e82fd4dde99ead26664feae14

本日の舎人は、加賀と小柴でした。

(放射線量:0.124μSv/h

2020年6月21日 (日)

県外移動が解禁され、賑わいが戻り始めた足尾・松木沢

 本日は夏至で、ご存知のように昼の時間が1年で最も長い日です。8時45分の足尾は天気は雨、気温は18℃でした。

20200621_105904

 関東地方は東の海上から湿った空気が流れ込み、足尾は雲が広がっていました。コロナウイルス感染防止の準備を整えて「みちくさ」はオープン。残念ながら、お昼まで来舍はいらっしゃいませんでした。

20200621_110439_2 先日、みちくさ庭園にそばの実を植えられたスタッフの松村健さんが、測量などをされた後に、松井さんが昨日のブログで世界に発信されている画像を見せて、喜んでいらっしゃいました。シニア世代のスタッフが、本当に楽しいことをされている無邪気な姿を見て、嬉しく思いました。

20200621_135737_6 13時頃に、3名の方がいらっしゃいました。男性の方は、平日にみちくさ前を通っていたらしく(基本は、4~11月の土・日・祝日オープン)、初めて中に入っていただくことができました。よく来てくださる大木さんをご存知でした。訪問ノートに「3人ではじめてきました!とてもキレイで風が気持ちよかったです!!」と書いてくださり、森びとの手拭いを2本購入いただきました。d.ofujiさん、さっちさん、ノリピさん、またのお越しをお待ちしております。

20200621_131911

 続いて、金森さんは何と広島県からいらっしゃいました。仕事で数ヶ月前から栃木県におられるとのこと。また時間がありましたら、熊の話ができたらと思います。

20200621_135755 3番目は、群馬県前橋からいらっしゃったWさんご夫妻。松井さんが桐生出身ということもあり、話が弾んでいらっしゃいました。松木村や根利村があった話、みちくさの外壁に熊が爪で引っ掻いた後や身体を擦り付けた跡をお見せしました。ノートには「はじめて来ました。景色が素晴らしく、感動の一言です」と書いてくださいました。20200621_133306 最後は、千葉県柏からいらっしゃった方です。10数年前に訪れた時は、「岩肌がもっと見えていた」そうです。私たちの森づくり(階段づくり、土を入れ換えるために背負子で土を運んだこと、最低3年間の草刈り)を紹介し、森びとの手拭いを購入、カンパまでいただきました。本当にありがとうございました。

Camscanner_06212020_150803

↑手拭いは4色あります

 本日の放射線量は、0.122μSv/h。本日の舍人は、松井と小林でした。

2020年6月20日 (土)

梅雨の合間・晴れ渡った松木沢渓谷!

1 曇り時どき雨の予報が梅雨前線の南下により、足尾・松木沢渓谷は清々しい青空に恵まれ終日でした。気温は26℃前後の気温でした。Dscn0046jpg3 天侯に恵まれた渓谷には、多数のロッククライミングやハイカー、釣り人などが訪れました。

Dscn0047jpg4 「遊働楽舎・みちくさ」を最初に訪れてくれた方は足利市の上岡さん。松木沢渓谷へは4回目ですが「みちくさに」に初めて立ち寄り、歴史や植樹の話が聞けて良かった、と話してくれました。

Dscn0053jpg9

Dscn0048

Dscn0052 続いての訪問者は、群馬の力石さんと東京の尾花さん。初めての入山で歴史や古い建物に興味が有り、松木渓谷のここまで入れるとは思わなかった、禿山の現状や植樹に付いて話を訊くことができて良い日になりました、と感想を述べてくれました。

次の訪問者は、年配男性ハイカーの2人。グランドキャニオンまでの散策の途中に立ち寄ってくれました。「禿山と聞いていたのでこんなに緑が増えているとは、思わなかった。びっくりしました」。2人はカラミと足尾銅山の歴史にも興味をもっている様でした。

Dscn0055jpg10

最後の訪問者は、いつも写真を提供して頂いている宇都宮のOさん。カモシカの写真が撮れたと持参して下さいました。大変貴重な写真Oさんありがとうございました。

本日みちくさに立ち寄って頂きました皆さんありがとうございました。またの来舎をお待ちしております。

本日の線量:0113μsv/h  舎人:武田・松井

2020年6月13日 (土)

梅雨入り 足尾松木渓谷

本日、みちくさの気温計19℃ 雨(9:00)コーヒーを飲みながら今日の雨は、いつ止むのだろうか・・・帰る時も雨でした

Photo_18

Photo_19

Photo_20

Photo_21

雨の中、シカが私を警戒しています。

Photo_22

今年も柿が多く実りそうです。

Photo_23

去年は、熊棚(熊がサクランボを食べる為に枝を折って尻に敷いて食べた跡)を造られた桜も実を付けてくれました。

Photo_24

ウワミズザクラも多くの果実を付けています。

Photo_25

昼食に、塚原さんが、差し入れてくれたダイコンの煮付けを美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

Photo_26

10日に、蕎麦の種蒔をしまた。みちくさの畑での蕎麦の花・収穫が楽しみです。

Photo_27

アケビの葉も出てきました。

Photo_28

みちのくの庭では、色とりどりの花が咲いてます。

Photo_29

Photo_30

Photo_31

Photo_32

10日の作業で、アジサイがヒメサイバに負けそうなので取りました。今日の雨で元気になっています。

Photo_33

ミツマタの木も大きな葉を付けて育っています。

Photo_34 今日の来舎は、無く。午前中に、帰りを急ぐ男女二人のハイカーだけでした。

本日の舎人は、松村宗、小川 報告小川 (放射線量:0.135μSv/h

2020年6月 6日 (土)

足尾松木渓谷入口で森に寄り添う暮らしを探しませんか

 足尾・松木渓谷入口の出会いの場・「みちくさ」は本日、2ケ月振りにオープンしました。1ニセアカシヤの甘い香りが漂う足尾の森

 朝9時の気温は24度、曇りでした。朝からエゾハルゼミ合唱団の声を聴きながらオープン準備を始めました。森作業スタッフ4名いましたので、最初は合同の打合せ。久しぶりの松村宗雄スタッフから家庭菜園のキャベツと玉ねぎの差し入れがありました。いつもありがとうございます。2 3「みちくさ」当番の舎人二人と松村さんは環境整備に入り、まずは、足尾の地では生きていけなかった枯れたクスノキを整理しました。52

Photoボケ防止の体操あれこれ
 その後は、シバザクラを「みちくさ」階段の両側に植えてみました。鹿に食べられてしまう心配がありますが、試しに植えました。6森戸さん
 作業中に寄ってくれた方は、館林に住む森戸さん。森づくり活動に興味があるらしく、「今度は子供を連れて来たい。育樹活動にも参加してみたい」と言っていました。再開を約束して写真を1枚。7

8谷口さん
 その間に寄ってくれたのは宇都宮市内に住む谷口さんたち。男性は日本各地の四季の山を登山された登山のベテラン。松木渓谷入口に来たのは初めて、中倉山にも登ってみたいと言っていました。女性の谷口さんは森づくり活動に興味を持っている様でした。「暇ですから育樹活動や中倉山のブナ保護にも参加してみたい」と言ってくれました。松木川から吹く爽やかな風を背に、楽しいひと時を過ごし、再開を約束して別れました。9 11みちくさ庭園のバラとブラックベリー
 昼食の後は、松村さんが種から育てた中倉山のブナの子、只見町布沢集落で採取し育てたオオバウラジロ、アマチャを植えました。色々な想いが宿っている苗木です。10

12
 夏を迎えて「みちくさ庭園」の草花が花を咲かせますので、実生のヤシャブシを抜く作業を行いました。

 

16 14

15
その間、清水さんはシバザクラが踏まれないようにと階段両脇に柵を設置してくれました。2カ月振りの「みちくさ」オープンと出会いはとても嬉しいひと時となりました。森戸さん、谷口さん楽しいひと時をつくっていただきありがとうございました。13野イチゴ狩り18夏の実が楽しみなヤマボウシの花
 本日の放射能線量は0,124μ㏜/hでした。舎人は高橋、清水でした。(報告 髙橋佳夫)

最近の写真

  • R0002464_2
  • R0002437_2
  • Dsc_0821
  • Dsc_0820
  • Cimg0029
  • Dscn3316
  • Cimg0021
  • Cimg0019
  • Cimg0017
  • Cimg0016
  • Cimg0013
  • Dsc_0028