大雨警報の朝に思うこと
関東地方は朝方から大荒れの空模様…。
コロナの影響で客足が落ち込んだ観光への対策として、栃木県が日光ー宇都宮道を土日は無料開放してくれたので、高速を使って日光に向かうのですが…、土砂降りの雨がフロントガラスを叩きつけ、ワイパーが大忙しに往復するも視界は不良、高速を一般道並みの速度で清滝まで…。
後で知ったのですが、大雨警報が発令されていたようです。
本当に最近の雨は異常に強く降ることが多く、土砂崩れも頻繁に起こっていることを思うと、自分たちのしている植樹活動は、地道なことではありますが、防災、温暖化の抑制にも繋がる本当に大切で必要なことなんだと改めて思います。
もっと、たくさんの人たちが植樹に関わってくれるとうれしいな…。
足尾に入っても雨脚は弱まること無く、中倉山も霞んで中腹くらいまでしか見えません…。
当然、こんな大荒れの天気では誰も危険で山に入ってくる人はなく、午前中は来月予定している日光市板橋にある「城山」での植樹の準備に来たスタッフのお手伝いをさせていただきました。
支柱で使用する竹を切り揃えて、土に刺さり易いよう先を尖らせ、運び易いように束ねたり、「幹ガード」をサイズに合わせて切り揃えたり…、そんなこんなでいつの間にかお昼に…。
スタッフと一緒にお昼を食べていると、あんなに強烈に降っていた雨が次第に上がって来ました。
加賀さんが唸るような声で叫んでいるので視線の先に目をやると、先日植樹した「臼沢西の森」の上の方にシカがくつろいでいます。
様子を見に行った加賀さんによると2頭居るようで、午後は急遽、みんなで金網の補修をすることになりました。
「臼沢西の森」を点検すると、一番上の金網の一角がなぎ倒されています。
管理用に設けた出入り口も外れて開けっ放しになっていて、苗木もいくらかダメージを受けていました。
さっそくスタッフの「棟梁 鎌田さん」の指示で倒れた網を起こし、新たに柱を立て、万全に補修を完了しました!
いつの間にか日差しもキツくなって、みんな汗だくです…。
鎌田さんの話では、クマが金網を登る際に倒してしまうのだとか…。
写真を撮ることを忘れてしまったので、みちくさに戻って来てからドローンで改めて現場を撮影…。なかなかいい感じには仕上がっています!
すっかり晴れて、中倉山もキレイに見えます。
ブナは元気にしているかな…?
夏にまた会いに行こう…。
本日の舎人は、加賀と小柴でした。
(放射線量:0.124μSv/h)
最近のコメント