秋が待ち遠しい雨の足尾・松木沢
今朝9時の足尾・松木沢の天気は雨、気温は20度。風は穏やかで、湿度も低かったのですが、時折雨がみちくさの屋根やガラス窓を強く打ち付けていました。
開舎早々、訪問者がいらっしゃいました。東京から来られた小林さん。仕事が休みの日は、木こりの活動をされていたり、各地を回ったりされているそうで、八幡平の松尾鉱山も訪れたことがあるそうです。「20~30年前に来たときは、岩肌が剥き出しだったけれど、緑が多くなっていて驚きました」と仰っていました。また、先日ツキノワグマが熊棚を作って、さくらんぼを食べていた場所やみちくさの入り口にマーキングした場所を案内しました。宮脇昭先生の教えを受けて、植林活動をしていることを話をすると、「その土地本来の木を植える」ことなど、ご存知でした。今夜はもう1泊されて、戦場ヶ原を見て帰られるそうです。最後に緑の募金までご協力をしていただきました。雨の中を訪問をしていただきありがとうございました。
この雨の中、対岸の中倉山の斜面では、モノレールで登った所で緑化作業が行われていました。小井土さんと落石やモノレールが落ちないのか、ハラハラしながら見ていました。
午後には、森作業をされている松井アドバイザーからの依頼で、10月6日のJR貨物労組の植樹用の篠竹作りをしました。さすが小井土さんは、鉈やノコギリを駆使して黙々と作られていました。
14時には雨が上がり、臼沢の森に雲が覆い、少し幻想的な姿を見ることができました。(数十秒前はもっと雲が多かったのですが、シャッターチャンスを逃してしまいましたので、残念でした) 本日の放射線量は0.117μSv/h、舎人は小井土と小林でした。
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