初夏を思わせる風と新緑の輝きの足尾・松木渓谷入口
暑い空気が上空へ上がっているせいか青空に霞がかかった天気の足尾松木渓谷入口。日中の気温は26度を超えました。午前中は東南の微風、午後には木々の葉が揺れるほどに拭いていました。
松木川からはカジカガエルの声、森からはウグイス、オオルリ、ヒヨドリなどの鳥たちが朝の合唱をしていました。
足元では草花が青空に花びらを広げ、蝶が嬉しそうに舞っていました。
事務局員の加賀さんが到着早々に軽自動車から苗分けするための土をハウスに運び入れていました。
ひときわ目立つ白い房は風に揺れている若葉の中のウワミズザクラの花。例年なら下旬ころに白い房を見せてくれるのですが、今年の開花が早いのには驚きです。
午前中の訪問者はいませんでした。松木渓谷の散策を楽しむ方の後ろ姿を見ていると、足取りは軽そうでした。
午後、田口君が上流から戻ってきました。いつもの頂望遠レンズのカメラを担いで、「テンをみかけました!初めてですがシャッターチャンスを逃がしました」と残念そうでした。
16時頃になると釣り人が寄ってくれました。越谷に住む立澤さんは、はじめての松木川の釣りにご機嫌でした。釣果もありましたが、渓谷の水と釣りの邪魔になる川面に張りだした枝などが少ない環境に微笑んでいました。竹や丸太を扱う専門店を経営している達澤さんは、森づくりや森林活用事情に詳しく、バイオマスと木材利用の現状などを話してくれました。森づくりに寄付をしてくれました。立澤さん、ありがとうございました。
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