五月晴れの爽やかな風が松木渓谷に運ぶ森と生きる幸せ!
春雷の昨日とは違い、今日は心地よい新緑の薫りを胸いっぱい吸うことが出来ました。今日の天気は文字通り五月晴れでした。ウグイス、モズ、ヒヨドリそしてセンダイムシクイとキビタキが囀る気持ちがとても安らぐひと時でした。
朝8時半過ぎ、森作業の鎌田さんと舎人2名はコーヒーを飲みながらの打合せ。早速、鎌田さんは「臼沢西の森」で土運び、高橋さんは「みちくさ庭」へ足尾在住の塚原さんから頂いたセンダイハギ等の移植をしました。
11時頃、さいたま市に住む親子3人が寄ってくれました。昨日は松木川河原でテントを張り、超静かな一晩を過ごしたそうです。星が綺麗な夜、岩が転がる音にびくびくしながらの体験を話してくれました。
続いて、松木渓谷ははじめての男性が寄ってくれました。コーヒーを飲みながら、初めての松木渓谷を眼の前にして、ワクワクしている様子でした。
午後は、男女4名のロッククライマーが寄ってくれました。足尾グランドキャニオンにアタックしてきたそうです。足尾の自然の話では、猿の声に驚いていた様子でした。また、足尾鉱毒による自然破壊の話や、平成天皇が足尾を訪れた時のエピソードなどの話をすることが出来ました。森づくりの寄付をいただきましたので、森びと手製の「チィッシュ入れ」を差し上げました。ありがとうございました。
最後の方は太田市に住む親子3人でした。時間は16時を過ぎていたので、帰りの時間を心配しながら松木渓谷入口まで来てくれました。「日本では見られない景色を観ることができて嬉しい」と言っていました。短時間でしたが、足尾銅山の歴史も興味を示されていました。
元気な草木の新緑の風は多くの人達の心を癒し、元気を恵んでいるようでした。本日の放射線線量0.120μ㏜/hでした。(舎人 髙橋佳夫、舎人見習い・塚崎将幸)
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