足尾・松木渓谷入口は春爛漫!
10日間のGWが始まりました。8時半の気温は13度、桜の花が青空に吸い込まれるような天気でした。今日は多くの方々との出会いを期待して、足尾・松木渓谷入口の午前中の春爛漫の様子を届けます。
ヒヨドリ、メジロ、エナガも春の訪れを大歓迎している様子でした。
午後からは北西の冷たい風が吹いてきたので、桜の花びらが風に舞っていました。足尾ダム付近では植樹祭が行われていたので、訪問者の皆さんは木を植えた方々でした。
最初の方は、45年前から足尾に来ている男性で、若者たちを足尾の地に案内し、木を植えていると言っていました。
続いて訪れた皆さんは、「佐野市役所山岳会」7名でした。田中正造の生き方に興味をもっていられる皆さんでした。お茶のお礼にと、「森びと手ぬぐい」を買ってくれました。ありがとうございました。
最後の皆さんは、千葉県内に住む男女4名でした。木を植えた後に始まる食物連鎖の話に興味があり、改めて植林する意味の大切さを噛みしめているようでした。また、人間の傲慢な行為が動物たちにとっては迷惑なことにつながる話などがされました。
16時頃になると、鹿たちが現れ、「そろそろ帰りなさい!」と言っているようでした。今日は、春爛漫をじっくり感じることができたうえ、訪れた皆さんと共に、森と人のコミュニティーの大切さを改めて感じることが出来ました。訪問者の皆さん、ありがとうございました。本日の放射線線量0.104μ㏜/hでした。(報告 済賀正文、高橋佳夫)
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