静かな静かな松木沢は秋の入口。
澄んだ空や、色づきだした森が、松木沢の音を吸収しているかのように、静かな1日でした。動物観察に来ている常連さんたちも、「今日は静かだねえ。動物がいないねえ。」と口をそろえて話していました。
臼沢の森です。黄色が見え始めました。
小屋前のぐみの木から、1粒恵みをいただきました。(甘い!+すっぱい!+シブい!)
森びとの看板前に居たところ、子ぎつねがやってきました。
秋の陽ざしとそよ風を受けて、冬毛をキラキラ、フサフサさせていました。
鼻も濡れてツヤツヤ。とても健康そうです。野生のキツネも風邪をひくのでしょうか?人間を慕ってくれて嬉しいけれど、うつらないようにね。
静かなまま、舎人当番の2人はお昼ごはんです。
常連さんのみどり市の大木さんが、午前中に立ち寄って、なすともやしときゅうりの差し入れをくださいました。
足尾の塚原さんは、朝松木沢に入る前の筆者に、ポテトサラダと小松菜のゴマあえを渡してくれました。
ありがとうございます。ごはんがとても進みました。
午後、生態観察に行っていたメンバーが戻って来て、感想を述べ合ったり、観察内容をまとめていました。
その間、私たちは栗ひろいへ。
帰宅後、さっそく茹で栗にしていただきました。噛むほどに甘味が増す栗でした。
午後3時を回ると小屋は日陰に。一気に肌寒くなりました。
松木沢は、静かに季節を渡って行きます。
(舎人:武田・唐澤)
本日の放射線量:0.149μ㏜。朝9時の気温:17℃。
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