晩秋の草木の輝きと香りを満喫できる足尾・松木沢
1ケ月振りの舎人、天気が良いので朝から気分はルンルン。透きとおった秋の青空で輝く草木の秋の舞台を楽しめると思うと、何となくそわそわした朝でした。途中、目に映ったのは新松木の杜の紅葉でした。2011年9月に植えたモミジやシラカンバ、トチノキ等が青空の下で輝いていました。
「みちくさ」をオープンした時の気温は13℃、西北の微風が吹いていた晴れの日。お湯を沸かした後、早速、「みちくさ」の周囲の秋の素晴しさをカメラに納めたので御覧ください。
草木のプレゼントに満足して「みちくさ」に戻ると、通称「栃木の山猿」と言っている荒川さんが自転車でやって来ました。「中倉山のブナに会ってきたが、風が強くて早めに下山した」、と言っていました。ホットコーヒーを飲みながら、赤倉山から半月峠の道の話や中倉山のブナの保護についての話に付き合ってくれました。
森作業に来てくれた皆さんにみそ汁を作ってやった後に昼食を食べ終わった頃に、「こんにちは」と、素敵な女性が訪れてきました。「春にも来ましたが、また、来ました」と言っていたのは、「趣味人クラブ」の男女6名でした。ホットコーヒーを飲みながら、中倉山のブナに会いたいと言う話が盛り上がりました。来年の春にチャレンジしようという話になったようです。
14時過ぎると強風が吹きだし、臼沢の森の木々や草紅葉も風に揺れて、葉の裏表を見せてくれました。14時過ぎると中倉山に太陽が隠れてしまうので、草木の紅葉の輝きは無くなってしまいました。
人間社会では「芸術の秋」、「味覚の秋」と言われていますが、人間の技術では何ひとつ叶えることができない自然の力に感謝した晩秋を迎えている足尾松木沢の一日でした。
(本日の放射能線量は0.140μSv/hでした。舎人:高橋佳夫)
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