足尾松木沢で海の森と山の森に感謝しました
足尾松木渓谷入口の朝(8時半)の気温は28℃。放射能線量を測っているとヒヨドリが口を開けて暑そうでした。足尾町赤倉地区ではミンミンゼミが鳴き始めました。
足尾ダムの葦原にはアオサギが餌を探していましたが、暑い日の水の中は冷たくて気持ちがよいだろう、とおもいました。
「みちくさ」周辺の草地には日毎にトンボとクロヒカゲの数が多くなっています。10時過ぎには33℃まで気温が上がっています。梅雨明け前の真夏日、梅雨入り前の真夏日が目立つこの頃です。
そんな事を考えていたら昼のラジオニュースで、西日本と東海地方が梅雨明けとなった、と報道していた。
暑いせいなのか、ここ数日間の若い鹿たちは対岸の高い岩山で餌を食べています。
若いと言えば、暑くなるこの時期に元気をもらって成長しているカマキリ、小さな池にいる川虫たちも大人の仲間入りの準備をしているようです。
松村宗さんが植えてくれたノカンゾウの花もこの暑さを満喫している感じです。周囲の草も間もなく花を咲かせて、種を鳥たちの餌になることでしょう。
今日は「海の日」で、各地の海開きのニュースがラジオで流されています。ところで、海の森は元気でしょうか。世界中の海水温度が上がっていることが主な原因で、各地での局地的集中的豪雨があるそうです。来月11日は「山の日」です。山の森と海の森が世界中から排出される二酸化炭素量の44%が吸収できない、と言われています。海と山の森と寄り添いながら、そんなことを感じてほしいものです。
今日は訪問者がいませんでした。沢風が運ぶ涼しさを身体に受けて、ロッククライマーが帰っていきました。(舎人:高橋。本日の放射能線量は0.144μSv/hでした。)
コメント