松木沢・今日の"色々″。
9:30 気温21℃。
周囲一帯、新緑の“緑”に染まる松木沢ですが、よく目を凝らすと今の季節ならではの色が目にとまります。
“紫”
臼沢の森の手前、高い位置に"紫”が見えました。ヤマフジ?桐の花?・・・近寄って『桐』と判明。花が咲いてくれたことで、桐の木の存在がわかりました。そして、足元には『スミレ』。
"白”
みちくさ脇の2本の『上溝桜(ウワミズザクラ)』。植えて7~8年目にして初めてたわわに花を咲かせてくれました。
ミツバチが少ないので心配ですが、サクランボの実がたくさんなることを期待しています
"赤”
対岸の山肌をジッと見ていると、あちこちに赤が見えます。みちくさ常備の望遠鏡で確認。『ヤマツツジ』でした。(写真の〇印)
望遠鏡にデジカメを押し当てて撮影してみました(カメラ欲しい・・・)。恵まれた地面ではないのに、こうしてちゃんと色鮮やかに咲いています。生命力です。
さて、ここからは出会いの"色々”をご紹介します。
今日の松木沢は朝からやや荒れ模様。14時以降は雨が降ったり止んだりで、みちくさにゆっくり立ち寄ったお客様は、夕方のお一人だけでした。「丹平治沢を登ったのですが、思ったより手こずりました。稜線では霧に巻かれて地図とコンパスが頼りでした。疲れました~」
宇都宮市からの男性で、松木沢にはロッククライミングでよく来られるそうです。「ギュッとした沢でした」と、独特の表現で丹平治沢を絶賛。「すべて凝縮された素晴らしい沢」という意味だそうです お疲れ様でした!
みちくさ周辺で立ち話をした方のコメント。
40年前から松木渓谷を知っているという男性:「ここに来ると毎回この話してしまうんだけど、当時は本当に草一本生えていなかったんだよ。本当に変わったよ。」
ロッククライミングに向かう男性:「ここにはいつも冬場に来ているんです。雪のない季節の松木沢は初めてです。」と新鮮そうな表情でした。
自転車の男性。東久留米市より:「やっと念願の松木沢に来ました。家族の介護があって・・・。リセットします。」と力強くペダルをこいで登って行かれました。
植樹体験に来た留学生一行を乗せたバスの運転手さん:「20年前にある航空会社のカレンダー作成でジャンダルムまで行ったことがあります。当時私は流鏑馬をやっていて依頼を受け、馬3頭も一緒に。夏の暑い日でしたねぇ。」・・・実際にカレンダーになったか不明だそうですが、存在するなら見たいものです!
最後に"色々”番外編。松村スタッフ持参の『オリヅルラン』がみちくさの窓辺に並びました。
松村スタッフはみちくさの畑に「アオジソ」と「ネギ」を植え、「男爵イモ」を丁寧に手入れしました。
「ジャガイモは夏の感謝デーで食べてもらいたいな。料理?やっぱり塩とバターだろう。」
1週間後は植樹祭です
この松木沢に多くの方が集って、力を合わせて森を作れることを楽しみにしています!
(本日の放射線量:0.149μ㏜/h) (本日の舎人当番:松村・唐澤)
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