足尾松木沢の“みちくさ”を訪れる森ともに勇気をもらって!
今年も残すところあと2カ月。月日の流れの早さに自分の行動が追いつかず、少し焦りも感じるこの頃です。足尾・松木沢の木々達は、葉を落とし永い眠りに入ろうとしていますが、森びとは寝ているわけにはいきません。11月6日の「ストップ!地球温暖化 森と生きる暮らしを考えるフォーラム」準備、その後、15日に開催する「秋の感謝デー」準備中です。
気温10度、快晴。涼しさに震えながら“みちくさ”にたどり着くと、来訪者が待っていました。「トイレを使わせて欲しい」と。3年近く前に立ち寄ったことのある“森とも”でした。私たち舎人にとって、二度三度と寄って頂けるのは、何にもまして嬉しいことです。(帰りに立ち寄ってもらいました話は後ほど。)
昼飯を食べていると、東京から来たという若者が寄ってくれました。バイクで3時間かけて当地へ。「観光地でなくてなぜ足尾なのですか?」と、ぶしつけな質問をすると、彼は、「日立グループの会社に勤めている。日立鉱山でも足尾と同様のことが有り、足尾をもっと知りたくなって来た。」とのことでした。二つ目の喜びでした。
次に訪ねてくれたのは、小山市から来られた宮本さんご夫妻です。これまで何度も足尾を訪ねたが、松木沢は初めてとのこと。今までは「ダムゲートを超えてはいけない」、と思っていたそうです。渓谷の美しさと“孤高のブナ”に心を動かされたようです。奥様の笑顔が三つ目の嬉しさでした。また是非おいで下さい。
次の訪問者は、オープン待ちをしていた茨城からの4人。彼らは、「足尾・ジャンダルムへの挑戦」を目指しての下見ということでした。以前立ち寄った時の舎人に感謝していました。今回も美味しいお茶と話でリラックス出来た、と大喜びでした。過分なお礼の言葉も記して頂き、私たちの四つ目の喜びでした。
“みちくさ”は、今月末を持って来春4月まで閉舎します(天気の良い日は開けているかもしれません)。今年も、多くの“森とも”との出会いを通じて、自然と人間のいのちを大切にする木を心に植えることができました。「みちくさ」に寄ってくれました“森とも”の皆さん!、ありがとうございました。
(舎人:鎌田、橋倉、本日の放射能は0,156μSv/hでした)
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