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2015年11月23日 (月)

足尾・松木沢に冬が近づいてきています

 朝9時に足尾。松木沢に着くと、気温は9℃で雨も降り寒かったので、さっそく薪ストーブに火を入れました。

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 今日はツネ吉は午前中にしか現れませんでした。

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 11時になると、中央大学OBの5名が来舎してくれました。昨日、足尾に来て、松木村に最後まで残られていた星野金次郎さんの奥様の姉妹の娘さんの家に泊まらせていただいたそうです。5人のうちの1人が「足尾のがばいばあちゃん」と呼んでいました。そのお宅から2時間かけて、みちくさを訪れてくれました。森びとの育樹・育苗のこと、中倉山のブナ、根利村、松木村、強制労働、労働組合発祥の地であることなど2時間ほど話をしました。みちくさノートには「様々勉強をさせていただきまし。本当に来てよかったです」、「観光地では聞けないような足尾の歴史の側面を見ることができて非常に勉強になりました。次はまた別の友人を連れてきたいです」と書いてくれました。

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 外に出て、5人に臼沢の森の説明をしていると、カラスが飛んでいました。1人の男性が「ハシブトガラスがカァー、カァーと泣いて、口ばしが太いんだよ。ハシボソガラスは、ガァー、ガァーと泣いて、口ばしが鋭くとがっているんだよ」と教えて下さいました。その方は群馬県太田市から来たという金子さんで、「(理事の)石島さんを知っています」と言われ、奥まで行って、またあとで寄って下さる約束をしました。

 14時過ぎに金子さんが戻ってこられました。お話を聞いていると、鳥に非常に詳しく「今日は、ホウジロ、エナガ、シジュウカラ、ヒガラなどを見た。」「しかし、餌が少ないのかなぁ」ともおっしゃっていました。ホウジロがススキの穂をこすり落とすシーンを見られたとのこと。イノシシが市中に出てくることにも困っておられました。

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 対岸には大きな角を持ったニホンジカが2頭いました。小井𡈽さんと私は「早く角が落ちないかなぁ」と期待してしまいました。

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(本日の舎人:小井𡈽、小林 本日の線量0.155μ㏜)

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