人も虫たちも実りの秋を待っている足尾・松木沢
昨日(5日)は「すすき梅雨」の一時、すぐそこに秋を感じる爽やかな風の吹いた松木渓谷の一日でした。実りの秋ですから赤いアキグミなどは間もなく熟することでしょう。
越冬する幼虫たちも実りの秋をじっと待っているようでした。
うっとうしい長雨の合間を待っていたかのように、遊働学舎(みちくさ)の前を何組もの釣り人や登山者が松木渓谷に向かって行きました。3人組の登山者はニゴリ沢付近で野営して皇海山へアタックします、と言っていました。
来舎は二組でしたが、那須烏山ぶらり旅のご夫婦のご主人は中倉山経験者で、「歩くつもりはなかったが、みちくさでの話が楽しかった」と記帳してくれました。クモの話題では、「クモもイカも足は8本だから同類なのかクモを食したらイカの味がするのか」と楽しく話が弾みました。
もう一組は、北海道出身(現東京)と奈良県出身(現那須塩原)のルアー釣り友の二人。釣果はまずまずであった、と言っていましたが、釣り人の多さにびっくりしていました。「川のために山に緑をとりもどすことに期待する」、とコメントを残してくれました。
滋賀県から来た男性は時間がないので素通りでした。
(舎人:小井土、松村・今日の放射線線量は0,15μSVでした)
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