松木渓谷の風と触れ合う人と生き物たち
連日暑い日が続いています。ひと雨欲しいところですが、今日も足尾は雨が降りませんでした。今日の訪問者は11時半頃に、いつも寄って下さるロッククライマーの大木さんと同行者2名でした。松木渓谷の丹平治沢までのハイキングに行ってきたそうです。
2組目の訪問者は真岡市から来た男女のpopoTopipiさん。家を出たのが遅いので、今日は初めて歩いた松木渓谷の帰りに寄ってくれました。「今日は途中までだったので次回はもっと奥まで行きたいです」と、「森とも日記」に書いてくれました。
二人は、中倉山や庚申山、大平山にはよく登っているそうですが、渓谷の奥は行ったことが無かったので初めて来たとのことでした。ニホンカモシカやキツネに遭いたいとも言っていました。
今日は“ツネ吉”(キツネ)の姿が見えないと思っていたら、14時過ぎにお出ましになりました。残念ながら、お二人さんには歓迎のあいさつをできなかったツネ吉でしたが、楽しみは今度お会いした時に。
15時頃になると急に暗くなり、冷たい風が吹いてきました。これでやっと雨が降るかと待っていたのですが、雨は降ってきませんでした。
松木渓谷の風を受けて初めてのトンボが羽を休めていました。また、みちくさ番人のコガネグモも食べ森には不自由しなく日毎に大きく育っています。そんな自然の営みを観ながら、木々たちに恵みの雨が降りますように願って閉舎することにしました。(舎人:岡安、加賀・今日の放射線線量は、0,18μSvでした。)
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