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2014年7月

2014年7月27日 (日)

自然からの警告に謙虚に学ぶ!

 猛暑と雷雲の予想が出されている松木沢・遊働楽舎を、訪れてくれる「森とも」はいないと考えていましたが、雨降るなか桐生市のFさんが「鍵の落し物が届いていませんか?」と立ち寄ってくれました。本人は釣りが好きで足尾松木沢へは10年以上前から入っており、「多くの皆さんが苦労をして植樹をしていることでみどりが増え感動・感謝している」「今度は、この現状を見せることを含めて子供さんを連れてきます」と約束をして下山しました。Fさん鍵は見つかりましたでしょうか?

Cimg6486 猛暑を示すかの様に、遊働楽舎の屋根の弾ける音「ゴン・ゴン・バリ」が響きました。マスコミなどで、観測史上の気温や雨量などと報道されますが、これは地球(自然)からの、このまま二酸化炭素を排出し続けて良いのですかの「警告」ではないでしょうか?、

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 地球温暖化を防ぎ危機感を行動に起こすために、「少しの我慢、不執拗ななエネルギオーの消費を控え、1本でも多くの木を植えていきましょう? 森ともの皆さん。猛暑が続きます。自然の恵みを享受し、夏バテをしないように過ごしましょう。

          本日の線量:0,200μSV/h      (舎人:松井)

 

 

2014年7月26日 (土)

足尾・松木沢も厳しい猛暑日(37度超え)の終日

  朝早い時間から35度の猛暑の松木沢「みちくさ」を訪れてくれたのは、群馬県太田市の男性カメラマンAさん只1人でした。「寝坊してしまい到着が遅れてしまった」と少し休憩をとり、カメラ片手にCimg6460  Cimg6451                           早々と松木沢渓谷へ入って行きました。鶯やホウジロの囀りを聞きながら、森ともの来舎を期待しましたが猛暑のためかAさんだけでした。Aさんは帰りも立ち寄り「静かでのんびりできました。涼しいと思い来ましたがこの暑さには参りました」と一気に水を飲んで下山していきました。

Cimg6468_2 時間がありましたので森ともの声(ノート)を拝見すると、子供さんから年配者の方、何度も来舎されているご夫婦の方々が、それぞれの思いをノートに記してくれています。遊働楽舎を開舎して本当に良かったと思うとともに勇気付けけられます。皆さんの来舎をお待ちしております、

         本日の線量:0,179μSV/h      (舎人・松井)

2014年7月21日 (月)

森と遊ぶ“心の梅雨明け”を願いました

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 松木渓谷も梅雨明けを思わせる清々しい青空がジャンダルムの岩を乾燥させているようでした。

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 昨日から夏休みに入り、多くの子供たちが「みちくさ」を訪れてくれることを願ってハンモックを吊ろうと、周囲の草を刈りました。

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 昼食が済んですぐ3台の車がみちくさに到着。誰かとおもって外に出ると、「NPO法人わたらせ未来基金」の皆さんでした。阿蘇沢の植樹会場の草刈りをした帰りに寄ってくれました。

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7名の中には小学校5年生の男子児童がいましたので、早速、ハンモックへのチャレンジをしました。

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 彼はハンモックが初体験らしく、大喜びでした。続いて女性もハンモックに乗り、「お嫁様になったみたい」とはしゃいでいました。

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 この雰囲気に心が和みますが、ニュースでは航空機爆破、ガザ地区への空爆そして異常気象・自然の猛威によって多くの命が奪われています。

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 「心の梅雨明け」を願って本日のみちくさを閉じました。 (舎人:橋倉、仁平。本日の放射線線量は0.19μSv/hでした。)

2014年7月20日 (日)

夏休み初日を盛り上げてくれた中倉山登山者の皆さん

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 今日のみちくさは朝から忙しく動いていました。何故なら、今日は夏の感謝デーですが「森びと設立10年記念中倉山登山」参加者がみちくさの訪問者だからです。

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 私(仁平)がコック長と稲葉理事、小井土スタッフご夫妻、柳澤スタッフと武田事務局、そして手伝いに来てくれた平賀さんの7名で昼食・交流会の料理を作りました。

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 登山者14名は13時前、全員無事にみちくさを訪れてくれました。皆さん笑顔を見ていると、孤高のブナに触れてさぞかし嬉しかったのだろうと思いました。

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 乾杯は、北海道から取り寄せた北海道限定のビールで鎌田登山隊長の発生で行いました。

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 昼食の盛り上げてくれたのは、肉ジャガ、カレー、酢の物、イタリアン風ポテトサラダ、デザートのスイカでした。

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 皆さん、昼食をかこみながら中倉山登山の感動を語ってくれました。木や森の力は人間には作り出せないものだなあー、と感じながら感動を聞いていました。夏休みに入って、これからみちくさも楽しい出会いがありそうです。(舎人:仁平、宮原。今日の放射線線量は0.21μSv/hでした。)

2014年7月19日 (土)

足尾町の“素晴らしい自然の価値”は発見できますよ!

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 今日の足尾・松木沢渓谷は豪雨の連続でした。バケツをひっくり返した程の豪雨が約30分降ったと思ったら、15分ほど雨が止み、また豪雨という連続の一日でした。ということでみちくさ訪問者はいませんでした。

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 そんなわけで夏休みに入りましたので松木渓谷を訪れる皆さんに気持ち良く過ごしていただければと思い、「遊働楽舎」周辺の草刈りをしました。

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 みちくさ訪問者も毎年増えていますが、足尾町の活性化をめざしている「足尾丸ごと井戸端会議」の山田さんから案内された講演会に顔を出してきました。

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 「故郷と現代を生きる」と題した講演で、講演者は足尾出身の新井良亮さん(株式会社ルミネ代表取締役社長)でした。新井さんは、ルミネ経営から世界と日本の動向を観て、足尾町の活性化へ繫がるヒントを提案していました。講演会には100名以上の住民が参加し、皆さんは熱心にメモを取るなどしていました。

 

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 森びとからは、新井さんも提案していた“現在の足尾の価値と文化を見出すことが大切だ。その一つに中倉山に一世紀以上も生きるブナがあるのではないか”等を話してきました。松木沢に棲むホンドキツネやトンボたちと共に生きることの素晴らしさが、足尾の価値のひとつではないでしょうか。(舎人:岡安、清水。本日の放射線線量は0.28μSv/hでした)

2014年7月13日 (日)

心に響いてほしい“ASHIOイズJAPAN”

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 今日は朝から訪問者がありました。午前中は、那須から散策に来てくれた“身体を動かす事が好きな”グループでした。これから松木沢渓谷へ散策に出発しようとしていましたてが、小雨が降ってきましたので、皆さんは渓谷散策をあきらめて引き返していきました。

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 昼食をとっていると昨日夕方、松木沢渓谷へ向けて歩いて行った三人の男女が寄ってくれました。一行はイギリス生まれのアンディーさんをキャプテンとした山歩きを楽しみたい三人でした。彼らは昨夜、満点の夜空を満喫したようで、とても感動していました。彼は千葉県で「アウトドア・クラブ・ジャパン」を創設して自然の大切さを学んでいます。

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 ところで今日の松木沢は昨日のうだるような暑さではなく、気温23度位の曇り空でした。栃木県出身(橋倉)の私からすれば「いいお湿りだネー」という天気です。畑に撒いた秋採りのジャガイモにとっては恵みの雨でした。

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 曇り空の下でネジ花が薄いピンク色を輝かしているのを見ていると、長野県民(南木曽町で土石流に遭った民)の悔しさの反映は、人間の傲慢な地球に優しくない暮らし方へのシッペ返しが繰り返されているのではないかと思いました。(舎人:橋倉、高橋。今日の放射線線量は0.22μSv/hでした)

2014年7月12日 (土)

足尾に真夏を運んできた台風8号

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 台風一過は真夏を運んでくれました。足尾・松木沢渓谷入口の気温は30度を超えました。森からはミイミイゼミの鳴き声がはじまり、夕方になるとヒグラシも鳴き始めました。

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 本日の訪問者はいませんでしたが、午後3時頃になると男女3名が松木沢渓谷へ向って歩いて行きました。渓谷で一晩過ごしたいとということでしたので、「熊に気を付けてください」と言ってあげました。何故なら、今日の朝、舎人の橋倉さんが熊に向かっていったと思われるアナグマが顔面から血を流していた、という話をしていたからです。

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 暑い今日は、畑では夏の黄色い花とトラノオ類が白い花を咲かせました。周囲に多いリョウブの白い花も夏の暑さと共にその輝きを増しています。

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 足元ではバッタが元気に飛び跳ね、幼木の葉の元では蟻が一生懸命に働いています。間もなく、足尾・松木沢渓谷の夏が皆さんを元気にさせてくれるようです。(舎人:橋倉、高橋。本日の放射線線量は0.26μSv/hでした。)

2014年7月 7日 (月)

静寂な足尾・松木沢

 今日の9時現在、足尾の気温は18℃でしたが、10時を過ぎると30℃まで上がりましたが、沢から吹く風が心地よく感じる梅雨の晴れ間でした。

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 午前中は小井土さんはビニールハウスの入り口づくり、森びと広場とみちくさ前の草刈りをされました。

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 みちくさの裏のビオトープを見ていたら、ハチがたくさん飛んでいます。雨・風を凌ぐためにどうやら軒下に巣をつくったようです。本を見ると、「刺激をしない・その場を静かに立ち去る」など注意事項が書かれていました。

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 お昼を食べ終えたところ、前橋からの小林さんが来舎されました。開口一番、「20年ぶりに足尾に来ました」と言われました。仕事で安曇野にいらっしゃり、数年前に前橋に戻って来られたそうで、安曇野では山に登っていたが、久しぶりにハイキングでここに来てみて「ずいぶん緑が増えましたね」と感想を下さいました。群馬県出身の小井土さんとは群馬トークにも花が咲いていました。「天気が悪くなってきたので、引き返してきたんです」とおっしゃっていましたが、次はお子さんと一緒に来てください!と言うと、「また来ます!」と握手を交わしあいました。

Dscf1489 午後は苗床の撒水を行いました。

Dscf1495  15時過ぎには、1週間前にも来られた藤岡からのMさんが来舎されました。今日は4時30分に銅親水公園を出発し、国境平まで行ってきた帰りということでした。先週Mさんとは、この奥にペットボトルで作られた小屋があるという話をしていたのですが、Mさんはニゴリ沢出合の少し下流の右岸にあるのを見つけ、中に入ってきたそうです。写真を見せていただき、ここみちくさより1回り小さいようですが、柱もあり頑丈で宿泊も可能のようです。今日で下見は終え、いよいよ皇海山への本番ということで、怪我をなさらないよう無事に山行されることを祈っています。

(本日の舎人:小井土・小林 線量:0.175μ㏜/hでした)

2014年7月 5日 (土)

草刈りをしました

ほんらいの梅雨空が戻ってきました。まっ白な空から細い糸のような雨が絶え間なく落ちてきます。涼しいので過ごしやすい一日ではありましたが、きっと誰も来ないのだろうなぁ・・・。

P7051460_640x480 アキアカネ♀

そんな一日を想定していたのか、ボスからみちくさの周りの草刈りをしておくようにとの指示が…

それならば、ということで、今月の夏の森作業で草刈りに使う新型のアレを使ってみようということになりました。まだ封も切られていない状態のアレ。蜂にも刺されず?切れ味抜群、少し離れて作業するので間違って苗を一緒に切っちゃうこともない。満を持しての登場です。

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うーん、なんか髪を切っている感じ・・・。あれ、結構重いぞ・・・。ものの1分で二の腕にハリを覚え、なんとなく罰ゲームをやらされている気分になってきました。肘を支点にしたりといろいろ工夫をしてみるのですが、10分も使っていたら腕がパンパンに。

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夏の森作業、考えないといけないなぁと思い、苗床の整理をしていた大老に報告すると、道具のせいにするまえに腕を鍛えるべし、と一蹴。。。夏の森作業が楽しみですcoldsweats01

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結局二人で刈払い機を使い、30分程度でさくっと完了。なんていうか、電動ってすごいですね。

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午後も暇を持て余していたので少し探索に行きました。植樹地である臼沢の隣の沢に一台の車が止まっていたので邪魔しない程度に話を伺いました。このあたりのクマを調査している東京農工大グループの研究者の方のようです。

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この奥に発信機をつけたクマがいると聞いたので、しばらく一緒に眺めていましたが残念ながら見つけられませんでした。こんな近くにクマがいるというのは嬉しいなぁ。足尾は本来の自然の姿ではないけれど、クマにとっては生活しやすい場所だそうです。

P7051454_640x480 シカを探せ1

P7051456_640x480 シカを探せ2bearing

今日は雨で人は見えませんでしたがシカがたくさん見られました。足尾は越冬地という話だったのですが、この時期にもいるというのは食べ物が増えてきたからかもしれませんね。(舎人:鎌田孝男、小黒伸也 本日の線量:0.180μSv)

P7051450_640x480 シカを追って・・・けもの道

P7051472_640x480 オトシブミ、少ない気が。。。

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