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2013年4月

2013年4月29日 (月)

シニアは元気、今やれることをやろう!

P4294097  今日のみちくさの朝は陽の光りが若葉を照らし、黄緑色の輝きを増していました。

P4294104 P4294116 人間は勿論、メジロ、コゲラ、カケスが新緑に満足し、求愛の囀りが一日中止むことがありませんでした。

P4294503 午前中はみちくさ訪問者が無いようでしたので、鎌田舎人とビニールハウス内のタブノキとスダジイを苗床へ移動しました。

P4294505 今日の気温が23度もありましたので、ハウス内は30度を超してしまいます。新芽や葉が焼けてしまうために移動しました。

P4294128 午後からは4組・9名の皆さんとの出会いがありました。一人で松木渓谷を散策する方が目立ちました。

P4294151 最後に寄ってくれたのが「埼玉県ひこばえハイキングの会」4名の皆さんでした。備前楯山に登った後に松木渓谷を訪れてくれました。皆さんは、「雄大な松木渓谷を見て感激しました」と言っていました。

P4294510  皆さんとは「今やれることを今やることに意味がある」、ということで心がひとつになった気がします。(舎人:鎌田、高橋・本日の線量は037μSv/h)

2013年4月28日 (日)

出会った“森とも”と一緒に心に木を植えました

P4284049  臼沢のヤマザクラが満開でした。カラマツの新緑も清々しく輝いていました。

P4284041  みちくさ近くの杭にノビタキが止まって囀りつづけました。今日のみちくさ訪問者は5組・29名でした。

P4284461  昼頃には、埼玉県からハイキングに来たTさんご夫妻。知人から松木沢を薦められて初めて松木を訪れたと言っていました。奥様は、「荒れた山の凄まじさ、と緑を植える方々に感動しました」と「森ともの声」に記してくれました。

P4284466  お二人が帰った後には早稲田大学生11名が訪れ、私たちの活動の話を聞いてくれました。

P4284472  その後、社会学を学んでいる学生は岡安スタッフの案内で、苗づくりの話と臼沢の森を見学してくれました。

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 その後、埼玉県の上里町ハイキングクラブの皆さん7名が寄ってくれました。クラブのリーダーは10年前に比べて松木の緑が増えたと言っていました。また、みちくさに寄って、田中正造の生き様を学んで後の役に立てたい、と「森ともの声」に記してくれました。

P4284477  今日はこの他に、JREU大宮の皆さん9名、第一期森びとインストラクター・谷さんがみちくさに寄ってくれました。

P4284064  皆さんが帰った後には、猿たちが夕食の若葉を食べていました。間もなく新緑が眩しくなる松木沢で、私たちは多くの皆さんと心に木を植えました。(舎人:岡安、高橋、実習・加賀、本日の線量は0.29μSv/h)

2013年4月27日 (土)

偶然の出会いを演出できました

 

 本日朝8時30分の気温は9度、小雨が降り時折雪が舞う、非常に風の強い1日でした。

 今日の来舎は2名でした。1人目は千葉から来られたしまくらまさしさんです。25年以上も足尾に入られているジャーナリストの方です。「フォトコン」に足尾の写真を掲載されているそうです。しまくらさんは「足尾の“光と陰の部分を伝えていくことが大切」だと一昨年の福島第一原発事故と足尾鉱毒事件は国策による被害ということでは一緒であることを仰っていました。また、「20数年前は、5月中旬にフジやミツバツツジが、6月上旬にはヤマザクラが残っていた。今ではGWに来ると、ミツバツツジやヤマザクラがすでに終わっていることも」と季節が変わってきていると長年足尾を見てきて実感できると仰っていました。
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 2人目は、松木会の星野忠司さんです。「昨年11月に立教大学のゼミの学生が私の家に来て、松木村について話をしてさせてもらった」「学生のレポートに(足尾の負の歴史の)一角は残しておいて欲しいとあったが、同じ思いだ」「公害のない社会を目指して(昭和47年9月に)松木会を発足した。1番の被害者は、松木村の人間なんだ。松木村を抜かして、公害云々を言われるのはおかしい。世の中に知ってもらいたく、住んでいだ人間の子孫としてその考えに同調して松木会を作った。資本家に公害の出ないことを意識したやり方を求めていく」と力強く話をされていました。星野さんとは昼食を挟んで、4時間ほど貴重な資料を拝見しながら、貴重な一時を過ごすことができました。

 しまくらさんと星野さんは偶然に一緒になりました。短い時間ではありましたが、お互いの情報を交換しあい、意気投合をされていました。

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(舎人:武田、小林。本日の線量は0.264μSv/hでした)

2013年4月21日 (日)

二度目の「若葉寒」と青空に癒やされました

P4213942  足尾・松木沢に二度目の「若葉寒」がやってきました。一回目は11日で積雪は3㎝でした。二度目の積雪は5㎝程でした。みちくさに8時着、早速ストーブに薪を入れて暖をとりました。

P4213915 西方向のグランドキャニオンを見ると、ガスの奥にどっしりとした鋭い岩が霞んでいました。

P4213898 望遠レンズを森びと広場に移すと、つがいと思われるカワラヒワが雪の上で何かを探しているようでした。間もなく巣作りがはじまる季節ですが、若葉寒を楽しんでいる気がしました。

P4213962 昼過ぎには雪が止み、小雨となって14時頃からは青空が見えてきました。舎の畑には昨日食べたウルイ(ギボウシ)が黄緑色した若葉の背を伸ばしていました。

P4214332 西側の池にいるオタマジャクシは大きく育っています。二回目に生まれたオタマジャクシも青空から届けられた陽の光を浴びていました。

P4213965 「若葉寒」ということもあって訪問者はいませんでしたので、今日はみちくさを訪れてくれた“森とも”の皆さんへ、来月18日に実施する森づくりの呼びかけをしていました。帰路の途中、足尾ダム付近で夕焼けの陽差しを浴びているキジの姿に癒やされました。(舎人:仁平、高橋、本日の線量は0.259μSv/h)

2013年4月20日 (土)

胸熱くなる来訪

今日の松木は季節が1ヶ月もどったような少し肌寒い一日でした。
朝、早速、きつねさんがみちくさによってきました。

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午前中、小生一人で臼沢へ登りました。

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遠くから眺めるとまだ葉がでてませんが、近くでみるともうすぐ葉が開かんばかりの状態です。

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もう葉がつくと中に入れられなくなるほど密集している森の中へ入ってみると、
これまでの木々の成長がとてもよく実感できます。

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上から松木の杜をながめました。今日は春の感謝祭で松木の杜にて春の森作業をしています。

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ところで、その間、みちくさにとても胸熱くなる来訪がありました。

その方は、今月14日に松木に登山にこられた際に、肉離れをおこされて、6時間かけて下山し、
その途中みちくさの前を通りすぎるところ、当日の舎人があまりもの痛々しさに声をかけて、
車で、ダムゲートの近くまでお送りさせてもらいました。

今日、その方がわざわざお礼をいうために、完治されていないにも関わらず、ストックをつきながら、
みちくさを訪れてくれました。

日頃から森びとのブログを見てくださっていて、以前掲載した中倉山に登る記事の話となり、
頂上から150m行くとブナがあるとの情報をいただきました。

帰り、ストックを付きながら歩くその後姿をみて、ウルッときました。
ぜひ完治させてください。そしてみちくさでまたお話きかせてください。今日はありがとうございました。

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(舎人:小林敬 宮原哲也 本日の線量0.222μsv/h)

2013年4月15日 (月)

松木の杜に桜が七輪咲きました。

4月14日(日)、松木村は快晴です。

 遊働楽舎の温度計を見ると8:45の気温は11.8℃でしたが、日中は22.7℃まで気温が上がりました。

足尾の森は、芽吹きまではもう少し時間がかかるようですが、臼沢の森と松木の杜を散策し一足早い春の鼓動を探しました。

 

Photo   Photo_2

 臼沢の森の第一ゲートを入るとカラマツが5mmほど芽を吹いていました。とても綺麗な緑色です。

臼沢の森の木々は晴天の青空に枝を伸ばしていますが、まだ固いつぼみです。そのような中でも白樺「臼沢の乙女」は存在感を現していました。

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松木の杜では、スイセンの花が咲きほこり、1本の桜の木だけが七輪ほど花を咲かせていました。まわりを見渡すと、こぶしの木は白い可憐な花を咲かせ、レンギョウは黄色い花を咲かせています。

 

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馬酔木は白い小さな花が鈴なりです。冬の厳しい寒さに耐えた木々は、気温の変化を敏感に感じ取り、小さな命を開花させていました。

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今日も橋倉さんが苗木の剪定をしてくれました。そのすぐ近くではポカポカ陽気に誘われてサルたちが群れをなして遊んでいます。

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今日は、「みちくさ」に1組のハイカーが訪れてくれました。銅山観光を見学し、そこで頂いたパンフレットを見て「松木村」に足を運んだそうです。岩肌のむき出しとなった山の様相に驚いていました。みちくさのノートには「埼玉県から足尾銅山にきて、こちらを知りました。休憩する場所があってびっくりです。コーヒーごちそうさまでした♪」と書き記してくれました。

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松木の杜の桜の開花はこれからです。多くの森ともの訪問をお待ちしています。

(舎人:田岡、清水  本日の放射線量 0.282μsv/h)

みちくさオープン後一番乗り

みちくさがオープンしてから2週目の土曜日です。毎年のことながら、足尾の春は待ち遠しさにあふれています。回りはまだ冬景色といっていい中で、ひとつひとつゆっくりと厳しさがほどけて行く感じが好きですね。しかも本日は晴天なり!

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午前中は、朝の気温の冷たさもあってか訪れる人がありませんでした。点検作業や周囲の散歩で時間を過ごしました。ふと見ると、オタマジャクシ(ヤマアカガエル)のいる池の上の水たまりに、まだ孵っていない卵がありました。このままでは乾燥してしまうっということでお引越し。このおじさん、怖い顔しているけど優しいなぁ。。。とつくづく。

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お昼から気温が上がり、いっきに部屋の中は20度を超えました。午後3時を過ぎたあたりに待望のお客さま。今年オープン後第一号は、宇都宮から見えた大久保さん。植樹にも参加してくださっているとのことで、今日は備前楯山を登ってからこちらに足を伸ばしてくれたのだそうです。林業関係にも興味があるそうで、足尾や宇都宮の森について色々と楽しく話すことができました。ありがとうございました。

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帰りには子鹿の群れと出会いました。これがまた可愛いんですよ。その他に小猿や丸々太ったキツネも姿を現してくれて。動物たちはもうすっかり行動の季節なんでしょうね。

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暖かいところにいて春を逃してしまった皆さん、足尾はこれからが本番ですので、ぜひ遊びに来てくださーい(舍人 田岡、小黒 0.264μSV)

2013年4月 6日 (土)

「みちくさ」オープンしました

4月6日(土)「みちくさ」オープンしました。

 今日は、大荒れの天気予報でしたが、「みちく

さ」周辺のは、時おり小雨が降る天気でしたが、

帰りの時間を待っていたかのように雨になりました。

早春発見!

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「みちくさ」脇の池にカエルの卵と

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オタマジャクシが元気に泳いでいました。

「みちくさ」前の畑の草取りをしていると、

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ギョウジャニンニク、

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ユキノシタ、

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アザミ、

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ヤマナシの木の若芽がでていました。

(舎人:仁平、小川 本日の線量:0.249μsv/h)

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