“負の遺産をいのちの財産づくりへ”、道が開けた
今日の足尾・松木沢の朝は一番の冷え込みでした。空は青空で雲ひとつありませんでした。みちくさに通じる道の水たまりは凍っていました。あまりの青空の美しさでしたので、昨日登った中倉山の頂上を見上げました。改めて自然の雄大さを実感しました。とても人間には歯が立たない存在なんだと思いました。
今日は「遊働楽舎」(愛称名:みちくさ)オープン最後の日(不定期でオープンしますが)ですので、私たちが8年前から育てている臼沢の森も紹介しておきます。
天気が良かったので松木沢を訪れる方は9名でした。その内みちくさに寄ってくれた方は5名でした。昼頃に訪れたくれた栗田さん(二人)とは松木沢の自然の素晴らしさに話が弾み、動物、特に昆虫に詳しい栗田さんから様々な事を学ぶことができました。そして今後私たちがやらなくてはならない足尾・松木沢の生態調査に、なんと栗田さんがアドバイスしてくれることになりました。栗田さん、よろしくお願いします。
私達が昼食を済ましてから寄ってくれた方は栃木県に住む田中さんでした。田中さんは「とちぎ昆虫愛好会」会員で、松木沢の昆虫に関する話をしてくれました。話をしているうちに田中さんも「NPO法人アニマnet」の副代表をしていることが分かり、お互いに協働できることをやっていこう、となりました。話の中では、松木沢のバッタや蝶等の観察会などを計画したいですね、となりました。田中さん、ありがとうございました。
その後、佐藤さんが寄ってくれました。佐藤さんは車で全国を回って色々な暮らしと景色を写真に撮っている方でした。年に2万㌔も走っている方で、フクシマ原発事故で被災した人たちの事を話してくれました。佐藤さん、ありがとうございました。
今年、「遊働楽舎」(愛称名:みちくさ)を訪れてくれました全国の“森とも”の皆さん、楽しい出会いをつくっていただきありがとうございました。再びお会いできることを楽しみにしています。(舎人:小井土、高橋・本日の線量は0.30μSv/h)
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