自然を愛し、友を信頼したロッククライマー(9/1)
一昨日(31日)の夜、やっと本格的な雨が降ってくれました。9月に入り、雨上がりの松木沢周辺の木々の緑は輝いている感じでした。降雨がなく猛暑で葉が丸まっていましたが、葉の表の緑色が鮮やかでした。
今日は(9/1)、「遊働楽舎」(愛称名:みちくさ)に東京から来たヤング二人が寄ってくれました。話を聞くと、足尾松木沢・ジャンダルムクライミングの帰りということでした。アタックは天候の急変で途中断念した、ということでした。二人のコンビは1年未満ですが、「お互いの力量を信頼しているからアタックできる」と二人は話してくれました。ロッククライミングの色々な装備を見せてもらい 装備の重量が10㎏にもなると聞いて、私たちは感心したり驚いたりでした。話の節々には自然を愛している言葉があり、その度に会話は弾みました。
今日は幕営をして明日天候を見てジャンダルムへ再アタックすると言っていました。私たちは無事にアタックできるように願って送りました。ちなみに一人の方は東日本災害地の東松島で現在も支援活動をされている方でした。
二人を見送った後の帰り際に、松木の杜を見ると桜の葉が赤く色づいていました。夕日に光るトンボの羽根を見ていると、昨年初秋の森づくりで合唱した「ふるさと」を想いだしました。森は人の心のよりどころになっているような気がしました。(舎人:仁平、岡安・本日の線量は0.41μSv/h)
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