2015年9月22日 (火)

多くの方との出会いに感謝

みちくさをオープンした朝9時25分の気温は23度でした。今日も松木沢は見事な秋晴れの1日でしたsun 色とりどりの実や花が秋を感じさせてくれます。

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最初のお客様は、群馬県のルアーフィッシング・マンpiscesさん。釣りシーズンが終わった松木沢の観察&トレッキング足腰トレーニングに来られたそうです。

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「早朝沢の奥まで入り、コーヒーcafeを沸かして飲んで来ました」。釣りの醍醐味について詳しく教えていただき、釣りワールド奥深し!eyeと知った筆者でした。颯爽と帰りゆくお姿。またお話聞かせてくださいhappy01

 

千葉県の新田さん父子。鳥が大大大好きな中1生の息子さんの希望で、写真撮影のため初・松木沢。将来の夢が「鳥博士」だけあって、筆者の疑問に次々答えてくれ、見事な瞬間を捉えた写真を何枚も見せてくれ、話しながらも鳥の声にすぐ反応!しかも解説つき!shine

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お父さん、将来が楽しみな息子さんですね。あきら君、この後の日光湯元では、どんな鳥たちに出逢えましたか?またゆっくりいらしてくださいねwink

 

写真はありませんが、昨日もいらしたカメラマンcamera田口さん。昨夜は戦場ヶ原で泊まったとか。夜中の天の川の写真や、霜が降りたカラマツに朝日があたってモヤが立ちのぼる幻想的な写真を見せていただきました。素晴らしかったweep 田口さん待望のツネ吉も登場し・・・(動画movieはこちら)

https://www.youtube.com/watch?v=vbiDwnrAK88&list=PLa2A_auY3unuAtOr6NVDeMwxUpHY_8Zhq&index=1

「松木沢でもいろいろ期待通りの写真が撮れた」とホクホク顔deliciousで帰っていかれました。

みちくさに置いてある地形図で、20年前にたどった道や、あちこちの沢や山の名前を、とても熱心に確認しておられたお二人。足尾ご出身とのこと。お別れ時にご兄弟だと教えていただきました。兄弟でシルバーウィーク、素敵ですねnote 次は三兄弟そろってお越しください!

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6人の団体さんは埼玉から。午前中は備前盾山に登られたとのこと。足尾銅山や、松木沢緑化についても、関心を持っていただいたようでした。動物写真(カメラマン田口さんの寄贈)を見ていただいたところへ、本物のキツネ(ツネ吉)登場で、歓声が上がっていましたhappy02 苗木の募金もありがとうございましたshine

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宇都宮市の根津さん。登山計画のためウメコバ沢まで入ったそうです。松木沢の歴史や、私たちの森づくりの話にも興味深く耳を傾けてくださいました。作業を終えた森びとスタッフも合流して談笑となりました。またお仲間と立ち寄ってください。山のお話もまたお願いしますhappy01

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そして、ついに、松木沢にUFOが現れましたsign03

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分かった方、さすがですgood スズメバチの巣の中から出てきた「部屋」なんですね。とても軽いです。直径12センチ、高さ12センチでした。スズメバチは、かじり取った木に唾液を混ぜて巣を作るそうですflairあのシマシマ模様は、木材の違いからできるとか!

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ご覧になりたい方、みちくさにお立ち寄りくださいhappy02

松木沢の魅力を共有できた皆さまとの出会いに感謝して、今日のみちくさを閉じました。

舎人当番:清水、唐澤  (今日の線量は0.18μSv/hでした)

2015年9月21日 (月)

人に元気を授ける秋の松木沢の美しさ

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 今日の朝は、秋の陽ざしが眩しい足尾・松木沢でした。

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 午前中は松木渓谷を目指して数人と挨拶を交わし、怪我の無いように、と見送りしました。その後、訪問者はいませんでしたので、秋を見つけてきました。

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 この時季、松木沢の草むらでは葉の大きいシソの香りがする植物が目立ちます。

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 鹿も食べないらしく、チカラシバやアキノエノコログサ、そして綿のような白いブローチを付けたダンドボロギク(写真上から3枚目)などと、一緒に目に入ってくるのがレモンエゴマ(写真上から5枚目)です。

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 午後になると男性ひとりが立ち寄り、足尾の山の素晴らしさを語っていました。

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 森びと広場を歩いていると、水気のある場所ではキチョウが羽を休めていました。

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 二人目の訪問者は足尾の生態をカメラに納めている田口さん。今日は雄鹿が冬毛に変わりつつある写真を撮ってきたと言っていました。

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 閉舎寸前になると、渓流釣りが趣味で足尾周辺の川でヤマメやイワナを釣り上げた、という関西生まれの栃木県小山市在住の男性でした。昭和39年以来の足尾(松木沢は初めて)ということで、松木沢の素晴らしさを話していました。

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 次回は奥様と一緒に訪れたい、言って別れました。(舎人:仁平範義、高橋佳夫・本日の放射線量は0.18μSv/hでした)

追伸、本日の夕方、東京事務所に電話があり、20日の「みちくさ日記」で釣り人が紹介されたが、松木川は19日から禁漁ということでした。ご忠告に感謝します。

2015年9月20日 (日)

魅力いっぱいの足尾散策

 今日も清々しい秋空の松木沢渓谷でした。大雨による災害から10日程経ちましたが、改めて森の大切さ・役割を、ここ松木沢に立って考えさせられます。

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公害の原点と言われている足尾、亜硫酸ガスと山火事ではげ山になった松木沢渓谷や私たちが植樹した臼沢の森は、今回の大雨による被害はありませんでした。ただ一カ所、道路が冠水・流されました。緑の回復途上である松木沢渓谷上流の森が、水を吸い上げ溜める役割を果たしてくれているお蔭で、被害が少なくて済んだのではないかと思います。

015 本日の「森とも」は日本の「グランドキャニオン」を、私たちが計画している一般の人でも登山できるコースの調査、下見の為に大木さんを始めとしたプロ5人(男女)の方が入山前に立ち寄ってくれました。

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 次に訪れてくれましたのは、宇都宮市在住の北條さん(元足利銀行マン)が勇退後も山登りを楽しまれ、「中倉山の『孤高のブナ』に遭ってきました」。仲間に「足尾に入らないか」と誘うと白根山などの有名な所になってしまい、魅力のある足尾には足が向きません。「残念です・魅力があるのに」と述べ、今度は国境平から皇海山に登りたいとノートに記してくれました。

019 3番目に訪れてくれたのは、ドライブ途中に立ち寄ってくれた宇都宮市と東京からの2人の青年で「ここは凄い所ですね」と驚きと感動を露わに「コーヒーご馳走様でした」と下山しました。

024最後に訪れてくれましたのは、朝早くから釣りで入山した男性3人と、私たちに「孤高のブナ」を紹介してくれましたクライマーでした。皆さん無事に下山し帰宅の途につきました。

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調査、下見の皆さんからの情報は後日紹介します。こうご期待下さい。

(本日の舎人:武田・松井)(本日の線量:0,147μSV/h

2015年9月19日 (土)

トカゲがバッタをゲット・足尾で感じる自然の営み

 

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本日の足尾は、残暑が少し感じられましたが、沢から吹く風がとてもさわやかな一日でした。

連休にもかかわらず「遊働楽舎 みちくさ」を訪れてくれえる「森とも」はいませんでした。

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鹿やトカゲなどの動物たちも、エサをたくさん食べて越冬の準備に毎日が忙しい様でした。

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苗分けしたポットに名前をつける札を竹を削って作成していました。化粧は女性の魅力を最大限に引き出してくれますが、ところが竹は表面を削るだけで素顔の美しさが出てきます。改めて素顔の美しさと竹(自然)の素晴らしさを感じ取ることができた一瞬でした。

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大雨で、川の水量がいつもより多くなっていました。

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畑のキクイモの花が鮮やかでした。 (舎人 : 松村・武田   本日の放射線量 0.107μSV/h )    

2015年9月12日 (土)

自然の脅威を嫌というほど感じた

 栃木県と茨城県で発生した大雨の被害で亡くなられた方、被害に遭われた方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 今日の舎人担当は、足尾がどうなっているのか、いち早く森とものみなさんに伝えることだと思いながら現地に着きました。

P9120001_3 銅親水公園ダムの水量はいつもより多く、作業小屋に行く下の道は増水して寸断されていました。

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途中、ヘリポートは重機がはいって解体作業が行われていました。

P9120005_2 今日は、鎌田スタッフも苗床の心配のため駆けつけて来てくれました。「この大雨で、民集の杜の山沿いが心配だな~」という話もあり点検をしましたが異常ありませんでした。

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“みちくさ”の入り口は土砂が流れてきた跡はありましたが大丈夫でした。

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P9120018_2 取水口は、現在でも水量はあり、タンクの中は土砂で埋まっていたので土砂を取り除いてもとに戻しました。みちくさの前の道は、落ち葉や小石などが散乱して大雨の凄さを感じました。

P9120020_2  そんな中、今日の最初の訪問者は自転車で訪れました。北海道に住んでいるM君(学生)と宇都宮に住んで学生のサポートをしているI君は同期という事でした。植樹のことや村があったことなどいろいろな話をしました。「また、ゼッタイにまた来ます!」とノートに書いてくれました。

(舎人:小川、仁平・本日の放射線量は0.177μSv/h)

 

2015年9月 6日 (日)

初秋の松木沢を楽しむ森ともの皆さん

 本日、最初の「森とも」は、初秋の松木沢の自然の恵みを求めて、一泊2日の行程で岩魚釣りを楽しんで来た佐田、小平、井上さんの3人が立ち寄ってくれました。2度目の訪問で、「ツネ吉」に遭えて喜び一時を過ごされ、私たちの緑化事業の取り組みに感謝しますと「森とも」ノートに記してくれました。つぎに入山した時も寄らせて頂きますと元気に下山しました。

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 次に訪れてくれましたのは、加須市から初めてハイキングに来たペア(林さん)の2人と、いつも社宅でお世話になっている塚原さんが料理を持参してくれました。その後を追うかの如く「ツネ吉」が現れ、昼食を取ろうとしていた皆さんの歓迎をうけました。林さん、塚原さんは、初めてこんな近くで「ツネ吉」に遭えて「今日、来て本当によかった」と大興奮でした。

Imgp0791_2 Dscn1627_2 アキグミの実がつき始めました。 

Imgp0780_3 スタッフの皆さんは、新松木の杜の草刈りと苗分けをしておりました。お疲れ様です。 

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   本日の線量:0,153μSV/h      舎人(橋倉・松井)

人も虫たちも実りの秋を待っている足尾・松木沢

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 昨日(5日)は「すすき梅雨」の一時、すぐそこに秋を感じる爽やかな風の吹いた松木渓谷の一日でした。実りの秋ですから赤いアキグミなどは間もなく熟することでしょう。

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 越冬する幼虫たちも実りの秋をじっと待っているようでした。

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 うっとうしい長雨の合間を待っていたかのように、遊働学舎(みちくさ)の前を何組もの釣り人や登山者が松木渓谷に向かって行きました。3人組の登山者はニゴリ沢付近で野営して皇海山へアタックします、と言っていました。

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 来舎は二組でしたが、那須烏山ぶらり旅のご夫婦のご主人は中倉山経験者で、「歩くつもりはなかったが、みちくさでの話が楽しかった」と記帳してくれました。クモの話題では、「クモもイカも足は8本だから同類なのかクモを食したらイカの味がするのか」と楽しく話が弾みました。

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 もう一組は、北海道出身(現東京)と奈良県出身(現那須塩原)のルアー釣り友の二人。釣果はまずまずであった、と言っていましたが、釣り人の多さにびっくりしていました。「川のために山に緑をとりもどすことに期待する」、とコメントを残してくれました。

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 滋賀県から来た男性は時間がないので素通りでした。

(舎人:小井土、松村・今日の放射線線量は0,15μSVでした)

2015年8月30日 (日)

生物社会の一員にすぎない人の義務を問いかけられる雨の松木沢

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 今年の夏は猛暑が一週間以上も続いたと思いましたら、台風の上陸と接近から長雨続きです。日照時間が非常に短く農作物が心配だ、というラジオニュースが流れていました。

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 今日は、宇都宮市から中倉山山頂を目指した20数人の皆さんが登山を止めて、松木渓谷の散策をしていたようです。その帰り道の後ろ姿に会いました。

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 釣り人には雨の影響はないようで、昼頃に、釣り人が昼食を食べさせてください、と“みちくさ”に寄ってくれました。松木川の岩魚と山女魚の話していると、「ツネ吉」が顔を出してくれましたので、釣り人は「こんな近くでキツネと会えるなんて」と言って、嬉しそうでした。

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 雨の中の足元を見ると、生物社会のつながりが見えています。小さな池には、短い一生を終えて死んだカゲロウ、トンボの姿。やがてこれも餌になって生き物たちのいのちを育むことでしょう。

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 チカラシバの実も日ごとに膨らんでいるようですが、日照時間が短いので実の栄養価はどんなものでしょう。間もなく小鳥たちの大切な餌になるのですが、

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 また、色づいた葉が目立つようになってきました。これは桜の葉ですが、トチノキやヤシャブシの葉も秋の薄化粧をしているようです。

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 ところで今夏は猛暑日が続く中、熱中症に注意しながら涼しい部屋などで暮らしてきましたが、電力消費の規制はありませんでした。それなのに、民意の過半数以上が再稼働反対を無視して、九州電力は川内原発の再稼働スイッチを押しました。また、政府はこの姿勢を肯定しました。

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 写真のように「みちくさ」周辺では放射線量が0,21μSvです。5年前のフクシマ原発事故以来、この数値は変わっていません。これ以外にも放射能の恐怖は消えていません。自然界はどんなに暑くても、実りの秋を迎えようとしています。すべての生きものたちのいのちを育むために。その一員たる人間の一部は「いのち」よりも利益優先です。トノサマバッタも寂しそうでした。

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(舎人:高橋、仁平・本日の放射線量は021μSvでした)

 

2015年8月24日 (月)

虫の声で秋を感じる松木沢

 昨日(23日)は、低い雲がかかり、稜線が見え隠れした1日でした。時折細かい雨が降りました。朝9時の気温は23,5℃。訪問者の皆さんは「過ごしやすい」と口々におっしゃっていました。草むらから「リー、リー」と虫の歌も聴こえてくるようになりました。高橋副理事長は「虫たちも読書が始まった」と聴いていました。虫の音はこちら→CIMG9159

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 お客様は7名でした。まず、東京から社会人3年目の男性。バイクで松木沢渓谷・ジャンダルムを見に来たそうです。学生時代にクライミングや登山をしていた方でした。社会人生活は順調ですか?とお尋ねしたら、「はい、そうですね」と答えた笑顔に、充実した日々を感じさせていただきました。またリフレッシュでお越しください!

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 次は、東京からのご夫婦です。鳥や動物を撮りにいらっしゃいました。特に、松木沢でイヌワシが見られることに関心をお持ちでした。私たち森づくりの活動や、足尾の公害のことなど、多岐にわたってお話を交わさせていただき、ありがとうございました。「鹿とキツネに出会えた」と嬉しそうに帰って行かれました。

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次は、埼玉からの男性2人です。1人の方は、7月にもこのブログに登場されています。ブログ用の写真撮影をお願いしたところ・・・happy02 さすがは学生時代からのご友人同士。息の合ったアングル選び。お2人でまた気軽にお越しください!

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次は写真がありませんが、栃木県内の男性。中倉山に単独登山したけれど、天候も悪く、道もわかりづらかったので下山。歩き足りず(!)、こちらまで来られました。「登山口までの林道の脇に、白骨化した動物の死骸があり驚いた」とガラケーの写真を見せてくださいました。こちらからは、山頂付近の写真をお見せしたところ、リベンジ意欲満々で帰って行かれました。次は眺望に恵まれると良いですね!

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中倉山稜線の「孤高のブナの木」

そして、最後は埼玉県からの男性。カメラのたすき掛け姿が印象的でした。キツネは撮れたけれど、タヌキ(だったと思うとのこと)はこの長い傘の持ち方に手間取っているうちに逃してしまったと残念そうでした。松木沢は初訪問。私たちの森活動にも関心を持って聞いてくださり、ありがとうございました。またぜひゆっくりお越しください!

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今日も大勢の方のご来訪、ありがとうございました!次は、昨日のみちくさ周辺についてです。

昨日のブログタイトル「すすきの穂」と「力芝(ちからしば)の穂」です。

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2週間前にも松木沢に来た筆者ですが、生物界の変化に目を見張りました。

① みちくさのヌシ様・コガネグモ去る。

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ヌシ様は消え、平べったい繭が2つ残っていました。獲物だと思っていましたが卵のようです。調べたところ、秋に孵化し、糸を使って飛んでいく(バルーニング)ことがわかりました。その瞬間を是非見たいものです。

②2代目ヌシ様・コガネグモ現る!

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松木沢側の窓に、2代目ヌシ様出現です。風もないのに大きく揺れていて、何事かと近づくと、円網を張っている最中でした。お尻から糸を吐く→左後ろ足でキャッチ→右後ろ足にパス→縦糸にくっつける、というような作業を約15分。息切れする様子も見せず、キレイな巣が完成しました。感嘆です。

③ キンゴマの花が可憐!

2週間前は、他の草に埋もれてわからなかったキンゴマが花をつけていました。高さは10センチほどですが、草むらのあちこちで咲くこの色に魅せられました。

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④ ホコリタケの胞子に驚愕!

2週間前には1つも見られなかったのに、あちこちにピンポン玉、いえ、ホコリタケが出現。

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調べましたら、食べられるようです。てんぷらや汁物に合うようです。ただし、適しているのは真っ白いうちですね。やがて茶色くなり、頂端部の小穴から胞子を出すのです。1つ開かせてもらいました。その画像はこちら→CIMG9162 (噴出した瞬間、胞子を警戒して遠ざかってしまった) 別名「キツネノチャブクロ」。納得の色合いです。

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キツネといえば、日々の訪問者・ツネ吉。今日は、遠ざかったのに呼んだら戻ってきたり、訪問者の方にもカメラ目線を送るサービスぶり。そんなツネ吉の、とある今日の行動を4コマ漫画にしてみました。

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1.あっsign02 ツネ吉、ダメ~sign01 (焦る筆者)

2.ダメだってば~sweat01 (駆け戻る筆者)

3.ほっ、出てきたsad (立ち止まる筆者)

4.・・えっ、走ってきたcoldsweats01 (たじろぐ筆者) おや、毛がフサフサしてきてるねmaple秋支度だねmaple

今日は若い方々が12名、森の研修にいらしていました。「人は支えられている。一人では生きて行けない。」ということを強く実感した方がいたとのこと。ともすれば、便利な人間の生活に慣れきってしまい、「人間は自然の一部の生き物」であることを忘れがちですが、こうして森の側に一日居て、人々と交流し、生物界の不思議を目にすると、こうした考えをとても自然に感じられます。毎日1回でいい、こういう感覚を思い出して生活したいですね。

※蜂の巣は、鎌田スタッフが駆除してくれました。

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(本日の舎人:高橋・唐澤  本日の線量:0.182μsv/h)

2015年8月22日 (土)

ススキの穂が出てきました

 今日の足尾の朝9時10分の天気は晴れで、気温は29℃でしたが、心地良い風が吹いていましたので、さほど暑く感じませんでした。

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 稲葉理事がみちくさの横にある染物の原料となるヤシャブシの実を大量に採取されていました。普段から“自然の恵みを暮らしに活かす”ことをされている方です。

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 10時を過ぎると、群馬県みどり市の大木さんが「対岸に鹿を見かけた」という情報を聞き、写真を撮りに行ってきますとみちくさの前を通り過ぎ、1時間ほどして戻って来られました。1960年代からここ足尾の山を歩いている方ですから、沢の名前や岩の名前など来舎される度に大木さんに教えていただいています。本当にありがとうございます。なお、10月には大木さんの案内でジャンダルムに挑戦することになりました。

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 その後、埼玉県から来られた2人組の方がマウンテンバイクに乗って来舎されました。インターネットで「渓谷」を探し、渡良瀬遊水池にも行ったことがあるそうで、今日は上流の公害の原点である足尾に来ることに。ウン十万円するマウンテンバイクは前と後ろで30段の変速ギア付。自慢のマウンテンバイクで日光・いろは坂のレースにも参戦されたそうです。髙橋さんが自転車に乗る人はここ(渓谷)に来てどう思ったかを尋ねると、「(他の渓谷と違い)空が見える」と言われました。

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 15時過ぎには、山登りを終えてきた8名のが来舎されました。どうやら山のエキスパートの方々のようです。対岸にある中倉山のブナの写真に興味を持って下さり、話が盛り上がりました。明日、その中倉山に登られる方がいらっしゃるそうで、稜線沿いにドローンを飛ばして撮影も検討して下さることに。もし、良い画が撮れることを期待しています。

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※スズメバチが出てきました。自己予防していきましょう!

(本日の舎人:高橋・小林 本日の線量:0.175μ㏜/h)

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