森の中で考えるとアイデアが湧く!?
8月9日(土)9時00分、黒い雲に覆われようとしているジャンダルムの姿がこれからの3日間、松木郷の雨模様を予感させます。これまで朝でも30℃を超える猛暑続きでしたが、今日の気温は25℃と久しぶりに過ごしやすく感じます。
朝一番の涼しいところで、今日のコンビの深津さんと水源の泥詰まりと空気抜きで清々しい一汗をかきました。
さて、運営委員になって1年が経った私は、まだまだ森づくりの素人。兎に角、森の中に入って様々感じることが課題です。深津さんが帰ってきてバトンタッチ。明日の集中作業日の下草刈り予定地の「民集の杜・北」を散策しました。北海道のMS会や桐生ローターアクト他多くの団体や個人によるご支援、ご協力で2014年~2018年にかけて39種類、36,102本の木々を植樹したこの杜。まだ10年前後ですが、鬱蒼とした森になりつつあります。
その森に一歩踏み入れると、「兎に角涼しい!」と感じます。この1年で学んだことは、この涼しさは単に日影に入ったからではなく、「木々の発する蒸散による気化熱の放出」の効果によるものだという事。人間が暑ければ暑いほど汗をかいて体温調節するのと同じように、木々も暑ければ暑いほど盛んに蒸散するようです。この森が、地球上からものすごいスピードで消えてなくなっていることを考えたくありませんが、それが現実です。私たちは、子や孫にこのような状態の地球を引き継いで良いはずがありません。皆さん、一緒に森をつくりましょう!
今日の舎人担当は、深津と筆者・田城でした。 (報告者 田城 郁)
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