暑い夏も、やがて涼しい秋を呼ぶ!
今朝(8月18日)の足尾松木郷は、曇り空ながら9時の気温は31℃と相変わらず暑い陽気でした。中倉山の頂上は雲に隠れ、この何日かの暑さより良いのでは!と期待していましたが、日差しが出てきて、結局34℃まで上昇しました。
オープン準備を終え一息ついていると、ハイカーが通るので声をかけると「中倉山を目指している」と言います。間違って松木沢に着てしまっていることを説明しましたら、「中倉山は次回に挑戦する。今日は、松木沢を楽しむ!」となりました。”親子熊が出没中!」であることを注意喚起し見送りました。
来訪者を待ちながら涼しい時間に草刈りを行いました。「心の園」の続きを西に向かって行いました。
草刈り休憩をしていると、道を間違ってしまった方が松木沢から戻ってきました。茨城県・ひたちなか市から来られた男性です。茨城県には高い山は無く、栃木の山も殆ど登り、中倉山を目指して来たとのこと。秋の”ブナ保護活動に誘いたいですね。
次に訪ねてくれたのは、足尾ジャンダルム登頂帰りの栃木県・矢板市から見えたお二人です。冷たい水を飲んで一息ついていました。「森びと手ぬぐい」を買って頂き、記念写真の時には広げてコマーシャルをして頂きました。またのお出でをお待ちしています。
苔テラスの木陰は、休憩や食事に最高です。あたり一面にはスギゴケが元気に生育しています。
水たまりの草で羽を休めるシオカラトンボとアキアカネ。季節の変わり目を待ってるようです。
花の少ない夏に在って、白く輝くハツユキソウ。
「みちくさの庭」のモミジは赤、黄、緑のグラデーション。
ススキの穂も顔を出し、季節の変わり目を待っています。
14時頃になると、黒い雲が広がってきました。このところ毎日、午後から夜にかけて雨模様の天気が続いています。
道路わきの金網に巻き付いて、白い花を咲かすセンニンソウ。
足尾の町のいたる所にニセアカシアが植えられています。煙害からの回復の為、荒れ地に強い木がうえられました。街中に甘い香りを漂わせ、美味しい蜂蜜を恵んでくれたニセアカシア。今はその枝に実をいっぱいつけています。花から実まで3か月が過ぎました。時の流れの速さを感じ、涼し気な秋の風を心に描き、帰路につきました。
今日の舎人は、加賀、橋倉でした。(報告は橋倉喜一)
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