目に優しく輝く、新緑の松木郷
5/5こどもの日、松木郷の気温は9時で25℃もありました。天気は雲一つない快晴。今日も銅(あかがね)親水公園の駐車場は満杯で道路にも並んでいました。臼沢は、薄緑から少し濃い緑になってきたように感じます。様々な木を植えたことで、それぞれの木の葉のコントラストが綺麗です。まさにその森はメニューが豊富な大衆食堂です。
森びと広場の八重桜は満開です。昨年植えた、苗床と「心の園」の桜も咲き始めました。
今日の「みちくさ」の最初の訪問者は中倉山に登ろうとして道を間違えた人でした。すぐに引き返していきました。
中倉山登山が目的の人が多いので、松木沢には来ないのかなと思っていると、埼玉県上尾からというFさん母子がハイキングの途中寄ってくださいました。お母様は80歳だと聞いて驚きました。若いころは谷川岳がホームグランドでかなり山登りをしたそうです。
次にお見えになったのは、ドーベルマンを連れて宇都宮からきたお二人でした。
10:30ごろになると、さいたま市から来たというTさんファミリーが立ち寄ってくれました。今日はこどもの日なので子供たちが来ないかなと思っていたので、私たちは大変うれしくなりました。ファミリーは鹿の角を見つけたと言って喜んでいました。 橋倉さんと昼食をとっていると、5人組の方がやって来てベンチで休んでいます。話を聞くと、高崎から来た同級生とのことです。3・11の震災で東北の復興になればと宮城県の牡蠣小屋で同級会をやった時から集まって色々と楽しんでいるそうです。「カキ小屋」グループだと言っていました。大きな猿が道路を舐めている姿が見られて喜んでいました。
最後に寄ってくださったのは、桐生から釣りに来たというSさんでした。今日の釣果は岩魚3匹だったそうです。 今日は中倉山登山者ばかりで「みちくさ」への訪問は少ないだろうと思っていましたが、14名もの方と出会いました。うれしい悲鳴でした。訪問者の皆様、私たちは皆さんとの出会いを大切にし、またお会いできることを楽しみにしています。
橋倉さんが合間を見て、先日植樹した「キバナフジ」に幹ガードを付けてくれました。「ウワミズザクラ」の花も大きくなってきました。今年もツキノワグマにとっては美味しいご馳走になりそうです。
午後2時過ぎになると松木郷は、時折吹く風の音のみで鳥の声も聞こえません。静寂の中で椅子に腰かけ新緑を眺めてボーっとしていると眠くなります。今日は自然の息吹きで心が洗われた気分になれました。久しぶりの心地良いひと時でした。本日の舎人は、橋倉さんと筆者・加賀でした。
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