お待たせしました!4月7日「みちくさ」オープンです!
春遅い足尾・松木沢にも、その足音が聞こえてきました。東京からは、桜が満開になってきたとの便りが届きます。負けじと足尾駅前の桜が開花していました。
そんな中、交流広場「みちくさ」が7日にオープンします。松木沢を訪れる皆さんの休憩所・交流を深める場所として、今年は土・日・祝日に最大限オープンを目指します。(オープン日は、森びとのホームページをご参照ください)。休憩しながらお茶やコヒーを自由に飲んでいただけますし、水洗のトイレ、ドコモだけですが携帯電話も使うことが出来ます。
「みちくさ」が建っているこの地を、私たちは「松木郷」と呼んでいます。銅山の煙害、木の伐採、火事などによって緑が失われ、生活の糧のみならず生命の危機にさらされ、旧松木村の人々はこの地を追われました。その無念さは、どれほどのものだったのでしょうか。
私たちは「山と心に木を植える」を合言葉に、19年間植樹と育樹を取り組んできました。マッチ棒くらいの太さの苗木が、今は大人の太もも位の太さに成長しています。しかし、緑にあふれ自然豊かな旧松木村を目指すのには、まだまだです。100年先を展望して、森づくりに励んでいきます。
今「松木郷」は、長く厳しい冬を乗り越え、芽吹きの春を迎えようとしています。ミツマタ、コブシ、レンギョウ、そして森びと広場を中心にした様々な種類の桜。それらを眺め、緑の木々達が創り出したうまい空気を胸いっぱいに吸い込んで、松木の春を楽しんでください!
「みちくさ」でお待ちしています。
報告 みちくさ舎人・橋倉喜一
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