猛暑から一転、バケツをひっくり返したような豪雨の足尾・松木沢
関東地方は、梅雨明けから連日の猛暑。命にかかわるような高温です。ここ足尾・松木は標高700m位あるのですが、それでも9時の「みちくさ」の寒暖計は34℃です。熱中症にならないように水を十分補給していくことにしました。今日の舎人は、筆者・加賀と松村宗雄さんです。午前中は加賀が苗床の散水をすることにし、午後は松村さんが「みちくさの庭」の草取りと花に名札を付ける作業をすることにしました。取水口の点検に行くと、泥が3分の1位の高さまでになっており、泥の取り除きから始めました。写真はほとんど取り除いたところです。
散水が終わり一息ついていると、何やら雲の気配がおかしくなってきました。新松木の杜のヤマユリの観察を頼まれていることを思い出し、雨が降らないうちに見てきました。
桜の木が折られています。きっと熊の仕業でしょう。ヤマユリは、残念ながらまだ咲いていませんでしたが、蕾はかなり膨らんできています。あと3~4日でしょうか。
新松木の杜のゲートを閉めようと悪戦苦闘していると、何の前触れもなくいきなりバケツをひっくり返したような雨が私の頭上に落ちてきました。傘は念のために持ってきたのですが、傘を差しながら、カメラを守りながら、ゲートの鍵はなかなか掛かってくれません。雨と汗でびっしょりになりながら「みちくさ」に戻りました。昼食後、雨は30分もすれば止むだろうと思っていたのですがなかなか止みません。13時頃からは雷も鳴り、雨は一層強くなってきました。松村さんは午後の作業は諦めて、名札の製作だけを行いました。中々草花や木々の名前が覚えられない私のような人のためにと作ってくれましたが、設置は後ほどにしました。
結局、雨は2時間近くも降っていました。雨上がりに松村さんが「カメラ!カメラ!と呼ぶので行ってみると、蝶々は頭を上下につけているようでした。これは、蝶々の交尾ではないかと話していましたが、このような蝶々は初めて見ました。
鹿の親子も姿を見せてくれました。「みちくさの庭」のアジサイも、まだまだ小さいのですが綺麗な薄紫や青、白の花を咲かせています。来年はもっとたくさんの花が咲き誇り、その美しさに感動を与えてくれると思います。酷暑と雨のせいか本日の森友さん(訪問者)は、ゼロでした。
舎人は、松村宗雄さん、加賀春吾(筆者)でした。本日の放射線量は0.092μ㏜でした、、
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