歴史も生態系も学ぶことが出来、新たな仲間と出会える足尾・松木沢
本日はいつもより遅い10時にみちくさをオープン。天気は晴れ、気温は29.5℃ありました。
松木沢に釣りをしに行く人が数人通りましたが、午前中はヒグラシやウグイスがけたたましく泣く声をBGMとして過ごしていました。ひぐらしは私が1人寂しくしているのをみかねて、みちくさの中に鳴き声をアピールしに来てくれました。
お昼を回ったころに2名の方が「小さい広場まで」と言って松木沢に向かわれました。2時間ほどして、戻って来舎して下さいました。小山市から来られたそうで、3つ目の沢まで行って戻って来られました。「次回は奥まで行ってみたい」とおっしゃっており、どんぐりストラップを気に入って下さり、カンパをいただきました。
午後になると少し気温が下がって、24℃に。風もなく過ごしやすくなってきました。13時過ぎには3名のハイカーがみちくさの前を訪れましたが、「雨が心配なので・・・」と先を急がれておられました。
15時過ぎには埼玉県北本市より小林さんが来舎されました。お話を伺うと、元伐採師をされていた方で、昭和40年ごろに神子内などでヒノキの伐採をされていたそうです。とても危険な仕事で、命を落とされる方もいらっしゃるそうです。木の持つ素晴らしさをご存知かと思いうかがうと、子供の成長には木に囲まれた環境が良いことをおっしゃていました。当時から見て現在の足尾の様子を伺うと、「懐かしい」、「元の姿のままにして欲しかった」という感想をお持ちでした。
また、本日の夏の感謝デーに参加をされていました方々も訪れてくれました。足尾に来ると、普段見ることができないシカやキツネに出会うことが出来ます。動物も人間も皆さまのお越しをお待ちしております。
(舎人:小林 本日の放射線量は0.126μ㏜/hでした)
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