梅雨の晴れ間の松木沢
朝、みちくさに向かう途中、コチドリに遭うことができました。みちくさに着くと西からの風が強く、気温は19度もあるのに体感温度では肌寒い一日がはじまりました。
「遊働楽舎」(愛称名:みちくさ)を開けると足尾グランドキャニオンにアタックする若者二人から、「おはようございます」と挨拶。こちらからは「風が強いので気を付けて行ってらっしゃい」と二人を見送りました。帰りに話を伺うと、「風が強くて大変でした」とおっしゃていました。
10:40頃になると、足尾高校の42年卒業生13名が再び訪れてくれました。昨年6月29日にも寄って下さいました。なぜ日にちまで覚えていたのかというと、昨年来て下さった際に日よけ防止のアームカバーを忘れていかれたのを私が保管していました。今日そのアームカバーを見ていたらもうすぐ1年なんだなと当時のことを思いだしていました。その矢先でしたので、本当に驚きました。Mさんは“森とも”の声(ノート)に「60歳から再会した友と共に毎年一回、五回目のこの地。昨年もこの広大な美しさに心を打たれ、今回も又訪れることができました。大自然の中でのコーヒーの格別な味。無料ですよ、これはセルフサービスです」という言葉が妙に温かく感じ、ゴクリゴクリと美味しくいただきました。65歳を過ぎた今。改めてこの景色を背景にし、人生の生き方にもふれさせていただきました。実は私、昨年忘れ物をしてしまいました。それが今日この山小屋で保管されていたのです。すごいですね。本当にありがとうございました」と書いてくださいました。皆さんは昨日は足尾に宿泊をされ、もし今日雨だったらここには来ることはなかったそうで、梅雨の晴れ間の今日はまさに運命の再会であったのかもしれません。また来年と言わずに時間がありましたら、お越しください。当時の足尾の様子などを聞きたいなぁと思います。
昼食後は久しぶりにみちくさの周りを草刈りをしました。足尾の住民?モンシロチョウやムラサキシジミ、シオカラトンボがお昼寝をしているところでした。やかましくてスミマセンでした。
その後、30代位の男性が通りかかりましたので、声を掛けました。残念ながら、時間がなかったようですが、栃木県の高根沢から来られた方で足尾には初めてチャレンジをしに来られたそうです。時間があるときは、ぜひまたお越しください。
15時頃には気温28度に上昇しましたが、沢風が西から吹いていたので暑い!とは感じませんでした。今日は自然の心地よい風と思わぬ訪問者に癒された1日でした。
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