心地よい風の吹きぬける足尾・松木沢が一転、雷雨・・・
台風12号の影響で四国では猛烈な雨が降り続き、特に高知市内全域の約33万人を対象に避難勧告が出されているとラジオで頻繁に流れていました。自然の力の前では人間は改めて無力であることを感じます。いのちを第一に考えて避難をしていただきたいと思いました。
9時現在、こちら足尾の天気は晴れで気温は33℃ですが、心地よい風が吹き抜ける一日でした。
突然14時過ぎには小雨が降り出し、14時30分からは激しい雷雨となりました。
12時少し前に宇都宮市から来られた中村さんが来舎されました。9時すぎにみちくさ前を通り、水無沢付近まで行って戻ってきたそうです。「チョウもやるんですか?」と舎内の虫取り網を見て興味をもたれていました。話を伺っていると、中村さんは非常に昆虫に造詣が深い方でしした。森ともの声(来舎された方が自由に書くことができるノート)には「足尾の自然が皆様の努力で徐々に回復しているのを見て感激しました。日本のグランドキャニオンと呼ばれている松木沢を今後も大切にしていって下さい。応援しています」と記していって下さいました。是非、一緒にがんばりましょう。
13時過ぎには、山形県尾花沢市から来られた東海林さんが折りたたみ自転車で寄って下さいました。足尾に来られたのは3回目で、今日は年に3回しかないわたらせ渓谷鉄道足尾駅で保存されている鉄道車輌の一般公開日で、足尾歴史館でガソリンカーに乗り、坑道の中にも入ってきた後にみちくさに寄って下さいました。「松木村ということを聞くようになったので来てみた」そうです。東海林さんの話を伺っていると、去年は安達太良山で、今年は蔵王でクマと遭遇したそうで、足尾ではまだ遭遇していないそうです。また、岩手県から茨城県の太平洋沿岸は原発の影響で立ち入ることのできない地域を除いてすべて訪問してきたそうで、その理由を聞いてみると「まず行ってみないと分からない」とおっしゃていました。
15時過ぎには、ジャンダルムにチャレンジをしていた栃木県内在住の2名の方が雨宿りをしに来られました。「別のパーティがまだチャレンジしている」「今朝、鹿が何10匹見かけました」という話を伺いました。またのお越しをお待ちしております。
(本日の舎人:仁平・小林 本日の線量は0.231μsV/h)
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