いのちの躍動!松木の杜は芽吹き・開花の季節です。
本日は4月20日(日)です。松木村は雲に覆われ、とても寒い天候でした。午前9時15分、遊働楽舎「みちくさ」の温度計は4.5℃です。ストーブに火を入れ「みちくさ」をオープンしました。
橋倉さんに「みちくさ」の番をお願いし、松木の杜の柵の点検をしました。
杜の中に新しい鹿の糞が落ちており、幼木が食害にあっているので慎重に見回ると、杜の西側の金網が体当たりをしたのか、鉄線が外れるほど壊されていました。上部に鹿の毛が付着していることから苦労して飛び越えていった様子が想像できます。鹿も、木々も命がけです。鹿は自由に動き回れますが、木々は動くことができません。生長を助けるために新しい金網と交換しました。
11時15分頃、森びと那須クラブの星野さんが、友人の野崎木材工業の森島さんとトラックいっぱいの「木の皮」を運んでくれました。「東松木の杜」で開催される「ふるさとの森づくり」で表土が乾かぬようマルチングに使用します。手作業で降ろすため橋倉さんも応援に向かいました。多くの“森とも”のみなさんの協力で森づくりの準備が進められています。
曇天と寒さの影響か、松木を訪れる人も見受けられず「みちくさ」を訪問する方もいませんでした。間伐材の整理をしていると「みちくさ」の常連になりつつあるキツネがやってきて現場監督のように作業を眺めていました。その姿に笑みがこぼれます。
松木は芽吹き・開花の季節です。いのちの躍動を見ることができます。多くの森ともの訪問をお待ちしています。
(舎人:橋倉、清水 本日の放射線量 0.242μsv/h)
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