木枯らし一号・・・
東京では木枯らし一号が吹いた本日、ここ足尾・松木渓谷でも時折うなるような風がはしりまわって、散らずに残った木の葉を吹き散らしていました。雲が驚くほど早く動いています。山の向こうで降った雪が吹き飛ばされてきて、晴れているのに雪がふったようになる”風花”もみられ、本格的な冬が近づいているようです。
とはいえ午前中は晴れ間がのぞき、みちくさの中にいると陽の光が暖かく射して薪ストーブの出番もありませんでした。お湯を沸かし外の木々の揺れを見ながら来週末の”秋の会”の準備をしていると、女性4人組が立ち寄ってくださいました。
足利からいらした、嶋田さん、大川さん、小貫さん、飯塚さんの仲良し4人グループです。いつも近所を散歩しているそうで、今日はここ足尾の渓谷沿いをゲートからゆっくりと歩いてきたとのこと。年齢をうかがって皆さんの若々しさに驚きました。またぜひ違う時期にも遊びに来てください。来年は植樹も参加いただきたいですね!
もう一人はお昼に寄ってくださいました桐生の塚原さん。みちくさ開舎の時から来ていただいている方だそうで、しばしばこのあたりの動物の写真を狙いながら歩いているそうです。今日はこの強風でなかなか見られないとおっしゃってました。帰られてから聞いたところによるとみちくさに写真をご寄贈いただいた方とのことで大変失礼しました。またゆっくりとお話を伺いたいですね。
今日は生き物の気配がほとんど感じられなかったのですが、帰り道、鹿に会いました。母鹿は冬が始まると、慕ってくる子鹿を頭でつついて子別れをするそうです。そんな話を舍人の田岡さんから聞きながら、冬の厳しいいのちの営みに思いを馳せて帰途につきました。(舎人:田岡・小黒 本日の線量0.244μSV/h)
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