子どもたちには事実を伝えたい!
秋晴れとは今日のような日を言うのではないかと思いました。空は青く透き通って、天高いところにはイヌワシが舞い、沢から吹く風は心地よく感じた今日でした。こんな秋晴れに誘われた“森とも”の皆さんが「遊働楽舎」(みちくさ)を訪れてくれました。
日光市に住むご夫妻は初めて松木村を訪れ、廃村となった村の跡地に立ってくれました。ご夫婦からは「緑を回復するために頑張ってください」と激励されました。昼過ぎには、神奈川県川崎市でゼミの先生をしている亀田さんが寄ってくれました。子どもたちに足尾の歴史を教えるのにやってきました、と言っていました。書物だけではなく現地に立って足尾の歴史と現代の足尾を子どもたちに紹介したいとも言っていました。
午後には宇都宮市に住む父子さんがハイキングの帰りによってくれました。アナグマやツキノワグマの動画を見て、足尾の自然を実感しているようでした。舎の木々もやっと色づきはじめた足尾・松木沢です。臼沢の森でもカツラ、ナツツバキ、シラカバ、モミジなどが色づきはじめましたが、まだ恥ずかしそうな色の様です。(舎人:斉賀正文)
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