2023年9月18日 (月)

色づき始めてきた足尾・松木渓谷

本日の足尾の8時40分の気温は26℃、晴れ。昼の気温は30℃になりました。

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足尾ダム・ゲートに着くと「源流碑」傍に生えているヤマボウシの実のオレンジと空の青さと緑が優しく私を迎えてくれました。

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「みちくさ」=遊動学舎に着くと、松木渓谷の奥から歩いてくる二人連れの夫婦が来たので「まだ準備が出来ていませんが寄っていきまかか」と声をかけると、「今まで何回か来ましたがいつも開いていなかった」と返事があり、私は、この小屋がどんなものなのかと気にかかっていたのかと思いました。ご夫妻を中に案内すると、「あら素敵、こんな風になっているんだ」とびっくりしているようでした。

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ご夫婦は宇都宮市内から可愛いい二匹の犬と散歩に来たらしく、松木渓谷には初めてではないようでした。中倉山にも興味を持っていましたので、11月3日に行う「中倉山ブナを元気にする恩送り」の協力を呼びかけました。

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 その後、みちくさの回りも草が茂っていたので仮払い機で草刈りを行いました。9時30分頃から、みちくさ庭の草刈りと庭に植えてあるドウダンツツジやシモツケソウなどを広場の北斜面に移植するための準備をすることにしました。庭に行って見ると、ヤブマメの蔦が野イチゴの生えている一面びっしり、ツツジなどにも絡まっていたので、他の草と一緒に取り除く事にました。

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お昼頃に、橋本さんがイチジクを持って来てくれました。一緒に昼食をとり、先日の「JICA植樹体験研修」動画のチェックをしました。

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それからは、二人でみちくさ庭の草刈りを継続し、刈った草を庭の外に出して、ドウダンツツジとシモツケソウが何本あるか調べてみました。すると、成長には少し差がありますが、ドウダンツツジが約181本、シモツケソウが約80本ありました。

ー今日のみちくさ庭に咲く花たちー

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本日の「みちくさ」の舎人は、清水と大野でした。

<報告は大野昭彦>

2023年9月14日 (木)

秋の紅葉が楽しみです。

 朝から晴天が続いた足尾松木沢渓谷。東京では真夏日が30日以上続く異常気候ですが、松木渓谷付近も負けじと32℃を超えました。 Img_20230913101153555  その暑さを凌いで暮れるのは、涼しい沢風とツクツクボウシ・ヒグラシ等の囀りでした。 

天を見上げると初秋を感じる高い空、広場にある栗の木には実が付き、コスモスの花や草木の葉を見ると秋に向かっている様です。  

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秋の行楽シーズンにはハイキングや散策で松木渓谷に足を運んで頂き、四季の移り変わりを堪能して戴きたい。特に、私たちが手入れしている落葉広葉樹の紅葉を体感して頂ければ幸いです。見頃は、例年ですと11月上旬です。 

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本日は平日でしたので、訪問者はおりませんでした。遊働学舎(みちくさ)の開舎日はホームページでお知らせしていますので宜しくお願いします。 皆様のお越しをお待ちしております。 

本日の放射能線量:0,092μsv/h     舎人:松井 

 

 

2023年8月 5日 (土)

新たな足尾の魅力のヒントをいただく

 本日9:20の足尾の天気は晴れ、気温は33.5度でした。事務サポーターの岩田欽五さんが初めて舎人として足尾入りしてくれました。

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 11時に4名のハイカーが松木渓谷から中倉山を見たいということで、寄ってくれました。栃木県内にお住いの皆さんの職業は弁護士、農家、調律師、教諭と様々ですが、月1回山に入る仲間ということです。森作業で来ていた大野さんは同郷ということもあり、話が弾み、足尾で音楽のイベントができないか話になりました。みちくさノートには「いこいの場所ありがたかったです。今日はとても暑いので」(石井さん)、「何年か越しに訪問させていただき、お茶をいただきました。楽しくお話をさせていただき、うれしかったです。周辺の森の話や中倉山のブナの写真(4月30日の下野新聞社の記事)を見せてもらって、後々の登山の楽しみが増えました。又、再訪できます様再会を楽しみにしています」(金子さん)、「2回目の訪問ですが、今回運よくお寄り出来ました。自然と音・人いいですねネ!!」(黒川さん)、「初めておうかがいしました。おいしいお紅茶をありがとうございました」(川野辺さん)とコメントを書いて下さいました。「これから、いいみみ展望台を目指していきます」と力強く歩いて行かれました。どうぞ、またお越し下さい。

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 午後は、岩田さんと各植樹地を回りました。下の写真は民集の杜北で2014年に植樹をした場所です。一番上の動画もこの場所です。汗だくになって歩いてきましたが、この杜に入ると5度以上気温が低いことを体感できるほど、心地よい場所です。足尾のスタッフ・サポーターの先輩方の献身的な作業によって、このような森になっていることを事務所メンバーとして、現場に立ってそのことを改めて感謝しなくてはならないと話をしました。

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 大野さんは、森びと広場のうんしゅう亭内の草刈りをされました。

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20230805_140113 本日の舎人は小林と岩田 放射線量は0.075μSV/hでした。

2023年7月30日 (日)

久しぶりの足尾でリフレッシュ

 本日、8時50分の足尾の天気は快晴、気温は33.5℃ありましたが、風が吹いていましたので、それほど熱くは感じませんでした。久しぶりの足尾入りでしたので、現場の状況を見たいと思いました。

20230730_182626 1時間程、森作業に入った森づくりチームのキャプテン・大野さん、舎人の加賀さんと8月以降の打ち合わせをし、その後果樹園を回り、水やりや草取りを行いました。

20230730_104348 続いて、臼沢西に行き、一昨年・昨年と里親植樹をした場所の生長具合を観察しました。先月草刈りをしたばかりというのに、現場に着くや否や「また草刈りが必要だな」と加賀さんは草刈りの計画を立てていました。里親植樹に協力をいただいた皆さん、幼木は順調に生長をしています。

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20230730_113804 午後は、加賀さんは竹の銘板づくり、大野さんはペンキ塗り、小林はみちくさの庭散策を行いました。

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 37度を超えました。ゲート前の駐車場には多くの車がありましたが、みちくさへの来舎される方はいらっしゃいませんでした。関東は命にかかわる危険な暑さが続いています。冷房の適切な利用、のどが乾いていなくてもこまめな水分補給を心掛けて熱中症に気を付けていきましょう。

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◆今後のみちくさOPENのお知らせです

  8月は、5日、10日、24日

  9月は、13日、28日にOPENします

(本日の舎人は加賀、小林 放射線量は0.102mSV/hでした。)

2023年7月25日 (火)

樹々の生長に驚き、足尾松木沢の夏の風にこころ和む

 足尾松木渓谷入口の出会いの広場「みちくさ」の9時頃の気温は32℃。沢風が室内に吹き込むと暑さは消えて蒸し暑いという日ではなかった。Photo_3 今日は森びと会員の女性二人が「みちくさ」を訪れるというので、舎人の鎌田さんは足尾ダム待合せ時間までに森の路の草を刈りました。13年前、「京都議定書」約束最終年記念に植えたサクラを見せたいと、「民集の杜(東)」の通路を整備しました。Photo_6
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 古希世代の2人の訪問は4年振りということで、森の生長に感動していました。足腰が弱くなっていましたので、2年後オープン予定の「果樹園」と「りんねの森」を案内しました。足尾産のブルーベリー、ブドウ、みかん、お茶等を愉しめることに期待していました。Photo_5  昼食を共にしながら、森づくり20年を迎える2025年には樹々が生長した歓びを皆さんと味わいたいと願っていました。Photo_7  午後は、畑の草刈りと「民集の杜(東)」の柵補強を行いました。Photo_8今日の舎人は、鎌田さん、報告者の髙橋でした。放射能線量は0、127μSvでした。

2023年7月22日 (土)

35名の訪問者に森びとの活動を紹介しました。

 7月22日(土)、8:40天気は快晴、気温27℃、連日の暑さからは少し解放されたような、爽やかな足尾松木沢です。「みちくさの庭」に咲く花を写真に収めようと1周したところ、草が伸びており午前中は草刈りをすることとしました。今日も「仁平村長」は門番をしてくれています。

Img_0167 Img_0156 Img_0170以下、「みちくさの庭」の花です。Img_0160 Img_0161 Img_0162 Img_0165 Img_0168 草刈りをしていると、一人の男の人が訪ねてきて、数年前、松木沢の奥にC.W.ニコルさんと立松和平さんと一緒にホンダの社員の皆さんが植樹をした場所を、ホンダの皆さんが何年振りかで見に来て、帰りに立ち寄るので「森びとさんが20年近くも活動していることを10分位でお話しして欲しい。」と依頼がありました。突然でしたが、快く歓迎をしてお話しすることにしました。

 12:30頃皆さんがお見えになりましたが35名もの大人数は遊動学舎「みちくさ」には入らないので、ベンチのある外でお話ししました。植樹した方々が多いのかと思っていましたが、多くの方は初めて松木沢に来る方でした。私からは、「臼沢の杜」を眺めてもらい、18年間お世話をしてきて森ができたこと、温暖化に少しでもブレーキを掛けるために活動していること、中倉山のブナ保護の活動、これから行う「エコ散歩㏌足尾」にお越しを。などのお話をさせていただきました。

 「また来てみたい。」「宮脇昭先生のエピソードなどを聞かせてほしい。」「今は木が多く森になっているが、前はどんな状態だったのか?」「中倉山のブナ保護活動に参加したい。」などの感想・質問を頂きました。有難うございました。

Img_0172 Img_0175 昼食後、「果樹園」に水遣りを行い、様子を見ました。ブドウは葉が虫に食べられているところもありますが、実が成ってきているのもあります。ブルーベリーはそろそろ終わりかなと思います。みかんも緑の実が成っています。美味しく食べられる日が待ち遠しいです。Img_0178 Img_0180 Img_0183 Img_0184 Img_0185 ヒグラシがかまびすしく鳴いています。今日は朝からセミの声がうるさいくらいに鳴いていましたが、シカや猿の姿は見えせんでした。

今日の舎人は、大野さん、筆者加賀でした。(報告:加賀春吾)

2023年7月17日 (月)

酷暑の中、草刈りと桜の苗木植え

 7月17日3連休の最終日、松木ダム駐車場には20台ほどの車がありましたが、殆どが中倉山に行ったようで、松木渓谷方面には人は現れません。天候は快晴、気温は8時40分、すでに34℃ありました。「みちくさ」の仁平村長も麦わら帽子を被り熱中症対策です。

Img_0095 Img_0098 Img_0146 今日は、急遽舎人の変更があり、6月に開催された「第4回森びとプロジェクト総会」で足尾森づくりサポーターに選出された山田さんが初めて舎人として参加してくれました。打ち合わせを行い、「民集の杜(北)」の中にある「糺(ただす)の森」の草苅りと大野さんが桜の木の苗を3本持ってきてくれたので、これも「糺の森」に植えようということになりました。それにしても太陽が照り付ける酷暑の中での長い作業は耐えられません。15分ほど作業をしたら森の中に退避し休憩をとりながら作業を行いました。森の外の気温は47℃、森の中は34℃で結構熱いのですが、13℃も差があり森の中はすごく涼しく感じます。

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Img_0131 Img_0141 Img_0123_2 Img_0132 花見をしながらジャンダルムを眺められる日が来ることを楽しみにしたいです。

 その後、先日の草刈りで残した「民集の杜(北)」の南入口付近の中と外の草刈りを行って午前の作業を終了しました。

Img_0143 Img_0142Img_0144Img_0130 昼食後のデザートに橋倉さんが今年初のスイカとブドウを持ってきてくれました。私(加賀)は外で食べたほうがよりおいしく食べられると思いベンチに行きましたが、暑さのほうが勝り敢え無く室内に戻りました。

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Img_0148 午後は、酷暑で作業は無理と判断し、4人で今後の足尾森作業の事やサポーター・スタッフとしての心構えなどについて1時間ほど話し合いました。Img_0150 今日は猛暑を考慮し早めに終了することとし、本日の日程を終了しました。訪問者はいませんでした。舎人は、山田さん、筆者加賀、森作業は、橋倉さん、大野さんでした。暑い中、大変お疲れさまでした。(報告:加賀春吾)

2023年7月13日 (木)

舎人のスタート心躍る!

本日、小田急相模原から小笠原敏雄さんが、舎人研修に挑戦してくれました、迎えてくれたJR日光駅は清々しい写真風景、街中の気温は23℃でした。Img_20230712084713212_2

しかし、足尾松木沢に着くと34℃の猛暑、早速舎人のマニュアルにに目を通して頂きスタートしました。小笠原さんは若い時に1人で足尾線(現・渡良瀬渓谷鉄道)を乗り歩き旅をして以来、3回目の足尾入りでした。

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苗木や作業に必要な取水口の点検を、蜩が鳴き沢風の涼しさに助けられ進めることが出来ました。

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Photo_8その後、みちくさの周辺を散策すると投函箱にスズメバチが、巣を作っているのを発見し処理をしました。今後周辺を含めて注意をしましょう。

Photo_9小笠原さんからは、大変な舎人任務ですが自然の中で感じる、見る事、聞くことすべてが事務所では味わうことが出来ない事ばかりなので、頑張って進め多くの人達と交流が図れれば楽しみが増えるのではと言って頂きました。ともに楽しみながら進めていきましょう。宜しくお願いします。

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本日の線量:0,101μ㏜   舎人:小笠原・松井

2023年7月 9日 (日)

ジットリと湿気がまとわりつくような一日でした。

 7月9日、曇り空から時折厳しい日差しが照り付ける天気です。気温は8:30、23℃でした。「仁平村長」が「みちくさ」の前で日向ぼっこです。「みちくさ」の案内板を付けるための杭が熊に削られてしまいました。油性ペンキを塗ったため、油が大好物の熊の仕業だと思われます。打ち合わせ後、この杭を交換することにしました。今度はペンキを塗らず、済賀さんが階段に使う横杭2本を火で炙っておいてくれました。焦げ臭いにおいは動物や鳥が逃げると言います。それを埋めて案内板を作ります。Img_0032_2 Img_0023 Img_0075Img_0026 Img_0036 Img_0048 Img_0058 案内板もペンキで塗ってあるので熊が、また引っ搔くのではないかが心配ですが、案内板は1時間10分ほどで完成しました。昼までには1時間もありますが、早めに昼食を取り午後は「民集の杜(北)」の草刈りをすることにしました。

 「民集の杜(北)」に行くと通路に枝が伸びて森のトンネル状態でした。8月に桐生の樹徳高校の生徒さんを迎え、先輩が植えた木が森になっているのを見てもらうため、歩きやすいように通路の草刈りを丁寧に行いました。

Img_0073 Img_0065 Img_0070 梅雨の時季だから湿気が多いのは覚悟しているつもりですが、それにしても蒸し暑く、何もしなくても森の中にいるだけで汗がダラダラ流れ体に堪えます。通路の草刈りは終了し「みちくさ」に戻るとヒグラシが鳴いて、近くにはキジの姿も見え、いつもは「ケーン、ケーン」鳴いていますが、今日は暑さのせいか(気温31℃)鳴き声がしません。今日は「みちくさ」来訪者はいませんでした。Img_0068 Img_0077 本日の、舎人は濟賀さん、筆者加賀でした。(報告:加賀春吾)

 

2023年7月 8日 (土)

梅雨の中の森作業

Dsc09332Dsc09339 Dsc09344 本日(8日)の足尾・松木は、21℃(8時50分)です。小雨が降っていて肌寒いですが作業には丁度良い感じです。

作業責任者の大野さんが入れてくれたコーヒーを飲みながら作業打ち合わせです。 

Dsc09286 森びと広場から果樹園への通路の整備とみちくさへの階段づくりとみちくさの案内看板用の縦杭の交換です。

打合せ後に果樹園への通路の整備があっと言う間に完成しました。

Dsc09289 次に階段づくりですが、大きな石を利用しての階段と木材の横杭を地中に埋め込みながら階段を完成させました。

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Dsc09312 午前中の作業が終わりみちくさの庭を散策しました。アジサイをはじめ様々な花が咲き始めています。

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Dsc09329 山ブドウの新芽が元気です。

Dsc09316 昼食後は、みちくさ前の案内柱の交換準備をしました。Dsc09338 みちくさの庭では小鹿が元気に動き回っていました。Dsc09290 都会の暑い場所から足尾・松木に高原の風を感じに来てください。Dsc09348 本日の作業者は、松村健さん、松村宗雄さんでした。舎人は、大野さん、済賀でした。

(報告者:済賀正文)

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