「みちくさ」での楽しい出会いを大切にして!
今日の足尾は曇り空、少し涼しさを感じた一日でした。山々のニセアカシアが満開になり、甘い香りが町中に広がっています。
今日の相方舎人は東京事務所の坂口さん。2回目の舎人です。敢て手伝わないで、オープン準備を見守りました。順調に進みましたが流しやトイレの水が出ません。二人で水源まで行き原因を突き止めました。
大切な水を確保するための学習をすることが出来ました。やはり、本番では知識だけでは役に立たず、体験することの大切さを知ったようです。「みちくさ」に戻ると、3人の男性が森びと広場から階段を登ってきました。声をかけると「足尾町出身の石原です」との返事。ひょっとしたらと思っていたら”松木郷の花見”に来ていた石原さんの義理の弟さんでした。そしてもう一人の方は「私の先祖は、松木村に住んでいました。星野と言います。」とのこと。ビックリして部屋の中に案内をして話に花が咲きました。偶然の出会いに、お互いが感謝しながら、せっかくの機会なので星野さんに先祖の墓参りを勧め、案内をしました。
3人は、日帰り入浴で知り合ったご近所仲間で、石原さんが足尾出身ということを知り、行ってみようとなったそうです。
3人とも初めての松木だそうですが、星野さんには「先祖の霊に参ることが出来た」と感謝され、宮城出身の最上さんからは足尾銅山の「歴史を感じ感激した!」とお礼を頂きました。そして皆さんからカンパも頂きました。この秋には、紅葉を訪ね「また来ます!」と元気に戻って行きました。
こんな出会いを楽しみにしながら「松木郷」を訪ねてこられる皆様を「みちくさ」でお待ちしている私たちです。今日は心が和む一日を過ごすことができました。今日の舎人は坂口真理、と筆者・橋倉喜一でした。
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