ポカポカ陽気に誘われ、サルの群れが“みちくさの庭”で豪華ランチ
本日は11月14日(土)、雲一つない青空が広がっています。9時の気温は10℃でしたが、昼には19℃に上がり、ポカポカ陽気の1日となりました。
“みちくさ”のオープン準備で舎内の掃除、ストーブの灰を片付け、お湯を沸かしました。
午前中、松村宗さんは、ストーブ用の薪づくりをしてくれました。筆者は、紅葉が深まりゆく杜の様子を確認しに新松木、民集の杜に足を運びました。
臼沢の森も紅葉から徐々に茶色へと変化し、葉を落とし始めています。
新松木の杜では、モミジが紅く色づき、ブナの葉は黄から茶色へと変化しています。
民集の杜をのぞくと、木が中ほどから折られています。確認するとクリの木です。クマが木の実を食べに来ていたようです。モズの巣は、ヒナが巣立った後に落ち葉が積もっていました。
昼頃になると、みちくさの庭にサルの群れがやってきました。すいすいと柵を超え、子ザルは網目から中に入り、緑の草を頬張っています。20匹はいるでしょうか。柵の外にも別な群れがやってきましたが、威嚇され、先の群れの食事が終わるまで待機のようです。自然界のソーシャルディスタンですね。子ザルは索道のワイヤーで遊んでいます。
晴天で陽気もいいので、食後の休憩、毛づくろいも行い、くつろいでいます。2時間ほど“みちくさ”し、中倉山に陽がかげるのを見計らって移動していきました。
訪問者は、群馬から来た登山者3人組が外のベンチで休憩。話を聞くと「中倉山に登りに行ったが途中で体調を崩し、松木渓谷へ行く途中でサルの群れに遭遇。怖くなって引き返してきた」そうです。サルが“みちくさの庭”で遊んでいるうちにと、松木渓谷に向かいました。
13時30分頃、土浦から来た男性が立ち寄ってくれました。足尾には何度か来たことがあるが、松木村まで入ったのは初めてとのこと。「山の奥にこんなところ(みちくさ)があるなんて知らなかった」と、松木渓谷を楽しんでいただきました。
2時になると中倉山で陽が陰ります。一気に気温が下がり13℃です。ハイカーも足早に帰っていきます。
松木の杜(森)も日ごとに秋が深まり、冬の到来ももうすぐです。落ち葉の中にも季節の移ろいを感じます。森ともの皆さんの来舎をお待ちしております。
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