2023年5月 6日 (土)

新緑に包まれての森作業

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Dsc08821   足尾・松木沢、朝8時40分の気温は18℃。旧松木村を散歩するには風もなく熱くもなく時折、松木川からの風が気持ち良く吹き抜けます。

  本日の作業者は、鎌田さんと筆者です。松木の杜と新松木の杜の入り口に置かれた石に「民集の杜」とチョークで下書きをしてグラインダーで削る作業です。

Dsc08817 二つの石に刻みましたが、グラインダーの歯が無くなりましたので昼前に終了しました。グラインダーの歯一枚で石に2文字を削れることが分かりました。

Dsc08820Dsc08818   昼食後に、今月18日に果樹の苗木を植える計画ですのでその準備を行ないました。果樹の苗木用の穴を掘り終えた所には、腐葉土を入れてかき混ぜました。Dsc08824 Dsc08825   ハウス内に植えるゆずの穴を2個掘り腐葉土を入れました。果樹用の穴に腐葉土を全て入れ終わり後片付けをして準備が完了しました。

Dsc08826Dsc08823果樹が松木の土でその恵みが出来るのが楽しみです。

 みちくさの前を年配のご夫婦が通過しました。また、岩登りの3名さんもダムゲートに向かいました。是非ともみちくさに寄って頂いて、足尾・松木の新緑を楽しみにお越しください。

 お持ちしております。本日の舎人は鎌田さんと筆者でした。(報告:済賀 正文)

2023年5月 4日 (木)

“森に帰ってきた”ハイカーで賑わう新緑の松木渓谷

 連休期間の5月3日は、日光ばかりでなく、足尾にも多くの登山者、釣り人、クライマーが訪れ、あかがね親水公園の駐車場は満杯です。晴天に恵まれ、中倉山を目指す人、松木渓谷を目指す人で“コロナ”前の賑わいが戻った感じです。朝の気温は20℃、昼過ぎには27℃と汗ばむ1日となりました。

 

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 今日の“遊働楽舎”(愛称みちくさ)の舎人担当は大野さんと筆者ですが、千葉県から武田さんが奥様と一緒に足尾入りしてくれました。早く到着した武田さんが先に“みちくさ”に入りストーブに火を入れお湯を沸かしてくれました。8時30分過ぎに大野さんと到着。コーヒーを飲みながら打ち合わせを行いました。

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 大野さんと筆者は杜の調査があり、武田さんご夫妻に“舎人”をお願いしました。 

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 松木の杜に植えた小井土さんの祈念樹“ハリギリ”は芽をふくらませていました。民集の杜に補植した故岸井理事長のホウノキも芽をふくらませており根付いていることに安心しました。

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 民集の杜に入ると杜全体が一回り大きく膨らんだかのように杜の生長を実感します。2018年の植樹地とロータリークラブ植樹地の通路は木々のトンネルのようです。足元には石が散乱し、クマがアリの巣を捜し歩いた跡がうかがえます。

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 樹徳高校生の植樹地は木々が競争し合い樹高が4mを超え、鬱蒼(うっそう)とした杜になっています。野木町レンガ窯の会の桑の木は小さな葉が開き始めました。ウグイスの鳴き声が響き渡り、深呼吸をすると杜の一員になったかのような気分になります。

 

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 新松木の杜ではウワミズザクラの花が満開です。白い小さな花が房のように咲いています。これから熟す実はクマの大好物ですから枝を折って食べられないか今から心配になります。林床では可憐な花が咲き、東側の林縁はヤマブキとツツジが満開です。

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 りんねの森では苗木たちが葉を広げ始めました。同時に草も生え出し、競争がはじまります。すでにロゼッタに葉を広げるビロードモウズイカが存在感を示しています。

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 松木渓谷方面には10人ぐらいの方が向かっていきましたが、“みちくさ”に立ち寄る人はいなかったようです。松木の空を飛ぶトンビを武田さんが撮影してくれました。

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 午後になると足早に帰る方が多く、3時過ぎに久喜市の橋本さん親子3人が立ち寄ってくれました。コーヒーを淹れお話しを伺うと、備前楯山に登り、その後松木渓谷に向かったそうです。奥のゲートを超え松木川沿いを歩いていくと道が落石で塞がれていたので戻ってきたとのこと。

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 机の上の“南相馬市鎮魂復興市民植樹祭”のチラシが気になった様子で、防潮堤の森づくりに協力していることを紹介すると、奥様の出身が相馬市で2011年の東日本大震災の時は実家が被災し、家族と連絡が取れず不安な日々を過ごされたそうです。家が損壊したが、家族は無事で安心したと当時の状況を話してくれました。

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足尾の煙害や緑化活動などの話も聞いていただき、帰りには森びと手拭いを2枚購入していただきました。楽しい時間をありがとうございました。植樹活動に生かしていきます。

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4時を過ぎ、みちくさの戸締まりして帰路につきました。

本日の舎人担当は、大野、清水、武田ご夫妻でした。

(報告 清水卓)

 

 

2023年4月30日 (日)

中倉山のブナの親子を見守り続けたい

 29日の足尾松木沢は新緑が眩しく感じた一日でした。「中倉山のブナを元気にする恩送り」の協力者の受付を終えて「みちくさ」に到着すると、舎人の高橋さんは室内の清掃を終え、「みちくさ庭」の草刈りをしていました。Photo 松木渓谷へ向かう昨日(4/29)の人々は釣り人、ハイカー、沢登りが目的のようでした。4名は、コーヒーを飲みながら本日の中倉山でのブナ保護活動から戻ってくる方々のもてなしと出会いの広場としての「みちくさ」の運営の中身を出し合いました。様々な方々との出会いを大切にしていくことを前提に、その環境を整えていくことにしました。室内の整理整頓・あまり使用しない真空管アンプの使い方、「みちくさ」周辺の季節の移り変りの魅力発信方法などを出し合い、私たちの身の丈に合った新しい環境のもとで新しい情報を発信していくことにしました。Photo_2

Photo_3 昼食後は、4名で「みちくさ庭」の枯れ草を刈り取り、これから楽しませてくれる野イチゴやヒガンバナ等の生育を加勢できるようにしました。Photo_4 午後、ブナ保護活動に協力してくれた森林管理署の皆さん、拓陽高校教諭と生徒の皆さん、いつも協力してくれる足尾の山を知り尽くしている荒川さんとその友人が「みちくさ」に寄ってくれました。森びとからはチーズケーキと手作り甘酒でもてなし、林野庁の若い職員と高校生たちと森と人の結びつきに関する話をする事ができました。皆さんが植えてきた「希望のブナ」と「孤高のブナ」親子の生長を見守っていけるよう雰囲気がとても嬉しく感じました。Photo_5

 外の草地では、キジが大声を出して羽ばたき、アナグマは草むらを忙しそうに動き回っていた松木渓谷入口の一日でした。Photo_6

Photo_7下野新聞の報道は下記の通りです。

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/732526 
(舎人:大野、髙橋)

2023年4月22日 (土)

桜でいっぱいの足尾・松木!

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Dsc08758 本日(4月22日、8時40分、14℃)は、晴でしたが風が大変強い日でした。
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 みちくさ前や森びと広場などで桜を見て心が和みました。栃木市からご夫妻がみちくさに寄らずに通過しました。また、50歳代の男性が2人通過しましただけでしたので、みちくさに立ち寄る方はいませんでした。

 大野さんがみちくさ案内ポールと看板を新しい物に交換するためにペンキを塗ってくれました。

Dsc08755 筆者は、4月29日の中倉山ブナ保護で運び上げる乾燥した土を袋に入れました。

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Dsc08756 大野さんがみちくさにいるとサルの集団がみちくさ庭のアジサイの獣害ネット上で食料を探していました。

Cimg0283_1 その後、モミジの新芽を見つけて美味しそうに食べていました。モミジは新芽をほとんど食べられてしまい成長が遅くなるのかと心配になりました。

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Cimg0238_2 今、サクラを楽しむなら足尾・松木です。

 本日の舎人は、大野さんと筆者でした。

          (報告:済賀正文)

2022年7月10日 (日)

野草の花と昆虫に癒される足尾・松木沢

 今日は朝から29℃の気温で、湿気が高かく、蒸し暑い「みちくさ」オープンでした。10時頃になると、北寄りの風が吹き出し、標高950㍍付近の「臼沢の森」から刈払い機のエンジン音が聞こえてきました。森づくりメンバーが草刈りを開始しました。Photo Photo_2

 「みちくさ庭」の手入れをしていると、西方面から足尾グランドキャニオンからロッククライマーの声が聞こえてきました。今年は、目立つネジバナを見ながら、野ばらやつる植物の手入れをしました。

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Photo_4 昼頃になると、男性3人のロッククライマーがウメコバ沢から戻ってきました。その一人からは「クマが出ますか」と訊かれ、「小熊が出没しています」と伝えました。「臼沢の森」や「松木の杜」では小熊の目撃情報が続いています。Photo_5 Photo_6 本日松木沢には、ハイカー、ロッククライマー達10数人が歩いていましたが、「みちくさ」への訪問はありませんでした。Dscn0134  昼過ぎには沢風が吹き上げてきましたので、蒸し暑さが和らぎ、蝉とウグイスの鳴き声に、オカトラノオと蝶の動きやシオカラトンボの眼を見ていると不思議な気分になりました。Photo_7 能線量は0,11μSvでした。(舎人は高橋佳夫)

2022年7月 9日 (土)

森の恵みに感謝するシニア達の心が弾んだ足尾・松木沢

Photo_2 久しぶりの「みちくさ」管理当番の「舎人」。天気は暑くなく、8時の気温は24℃の晴れ。部屋の拭き掃除をしながら訪問者との出会いを待ちました。Photo_5 Photo_6 Dscn0134 午前中は、「みちくさ庭」の散策と小さな畑の草刈りをしました。庭に咲く草花と足尾グランドキャニオンを紹介します。Photo_3 Photo_4 Photo_7かぼちゃの花が咲きました
 森作業は鎌田さん、松村宗さん、柳澤さん、弘永さんたち。4人は「臼沢の森」の草刈りをしてくれました。Photo_8Photo_9 最初は涼しい階段を登っていきますが、草刈り現場に着く頃は汗がにじみます。途中の木々は鹿や猿に樹皮が食べられ、痛々しいコナラが目立ちました。Photo_10 Photo_11 Photo_12Photo_13 作業は、苗木よりも大きく伸びている草を、刈り払い機と釜で刈りすすんでいきました。標高950㍍付近の急斜面の草刈りですから、草で足が滑られないように、そして蜂に注意しながらの作業をしてくれました。Photo_14 Photo_15 午後の作業は、秋に植える植樹場所に雨水が流れて土砂が堆積しない対策用の水路をつくる準備をしました。森作業担当の皆さん、お疲れ様でした。Photo_16 Photo_17 今日の出会いを「みちくさ」で待ちましたが、本日はひとりもいませんでした。11時頃、庭から「臼沢の森」を見ると、神奈川県ファンクラブの方々15名が、「臼沢西の森」の除草作業をしていました。神奈川FCの皆さん、ありがとうございました。Photo_18 午後、雷雨が来るかと思いましたが、暗雲だけが松木沢を覆っていました。本日の放射能線量は0,11μSvでした。(舎人は高橋佳夫)

2022年7月 2日 (土)

お盆を迎える準備、祠、墓石周りの草刈りに汗流す

 本日は7月2日(土)、足尾は朝から快晴です。8時45分に作業小屋に到着。温度計を見ると28℃でした。福原さんが新潟の実家で育てた柳の苗木を持って森作業に参加してくれました。

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コーヒーを飲みながら打ち合わせを行いました。足尾は7月にお盆を迎えます。松木川沿いに点在する墓石や祠が草に覆われているので、まずはお盆を迎える準備として草刈りをおこない、その後は苗木への撒水を行うことにしました。

刈り払機を準備し、刃を取り換え、燃料を入れてエンジン始動。動作確認をして軽トラックに積み込み墓石に向かいました。怪我をしないように刈る場所の距離を取りながら草刈りをしました。

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次に祠に移動し、祠周りと道路の草刈りを行いました。最後は、高台の墓石周りの草を刈りました。花立てが汚れているので回収し綺麗にしました。

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 草刈り後は、福原さんは苗木への撒水。鎌田さんと筆者は、昨日橋倉さんから「みちくさのトイレの調子が悪い」と連絡いただいたので、点検し修繕を行いました。

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 昼食後は、筆者は“みちくさ”の舎人に入り、鎌田さんと福原さんは河川敷の植樹地に柳の苗木を植えました。

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 13時頃、宇都宮から松木渓谷の散策に訪れたご夫婦が立ち寄ってくれました。中倉山に向かう人が多い中で、環境学習センターの方に松木渓谷の情報を聞き、“みちくさ”があることを教えていただいたそうです。暑さのせいかシカやサル、クマなどの動物に出会うことが出来ず残念そうでした。お話を伺うと子供の頃に足尾に来たことがあり、その当時は木々が少なく荒廃地の様相でしたが、緑が増えていることに驚いている様子でした。みちくさ看板前での写真撮影に快く応じてくれました。またのお越しをお待ちしています。

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 その後は、ロッククライミング帰りのクライマーが通過していきました。

 

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 14時を過ぎると東の空が暗くなり雷が鳴りだしました。15時過ぎに中倉山の上空から雷鳴が聞こえるようになると雨が降り出しました。「植えた苗木に恵みの雨だ」と喜んだのもつかぬ間。すぐ止んでしまいました。

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 14時の気温は32℃まで上がりましたが、雨後は27℃に下がりました。15時30分を過ぎ下山してくる登山者やハイカーが見受けられないので“みちくさ”の戸締りをしました。

 本日の訪問者は2名でした。

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 森びと広場に向かい、刈り払機と植樹に使用した道具類を片付け帰路につきました。

本日の舎人担当は鎌田さん、筆者清水。森作業は福原さんでした。お疲れ様でした。

(報告 清水 卓)

2022年6月19日 (日)

下界の気持ちが和む足尾での出会い

昨日(18日)の足尾ダムの銅公園駐車場は満車。溢れた車は道脇に縦列駐車でした。皆さんの行き先は中倉山「孤高のブナ」でしょうか。1 午前8:40「みちくさ」に到着。天気は曇、気温23℃。まずは、本日の作業メニューを打ち合わせ、鎌田さんは各森と杜の草刈り、済賀さんは神奈川県民の受入れ準備と周辺の草刈り、筆者は今年から始める「りんねの森」の測量とエゴノキ科オオバアサガラの探索をすることにしました。14

簡易測量を終えて「みちくさ」に戻って略図を描いていると、猿の声が聞こえました。見ると小さな子連れの母ザルが柵の中にいました。4「みちくさ庭園」の野イチゴを見つけて食べていました。猿の声は「オイシーー、おいしー、キー❣」と聴こえました。我々も仕事を放り出して「猿に続け!」とイチゴ狩をしました。5

7午前中、通過するハイカーは数名でした。

  午後2時を過ぎると来客がありました。最初は、MTBカップルが立ち寄ってくれました。二人は「10何年前は全く緑なかったのに」と、大きな自然の変化を感じていただけたようでした。17

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23 その後、グループが到着。日本くまもり協会の神奈川県支部の御一行でした。外ベンチで昼食していただきながら交流をしました。私には、「人間のテリトリーに熊が入っているのではない。」「熊のテリトリーに人間が入っている。」といった話が心に残りました。19

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21 皆さんからコナラの苗木や書籍を寄贈して頂きました。コナラは鎌田さんが畑の一角にポットごと仮植えしました。時期を見てきちんとした場所に植樹させて頂きます。書籍も仲間たちと読み合わせます。24 午後3:30頃、ロッククライマー4人が来舎。ベテラン2名、ビギナー2名の別グループだそうです。「みちくさ通過する毎に窓や煙突の煙を確認している。」「いつもコーヒーを楽しみにしている。」「昔の足尾はカモシカが多かった。」「足尾に住んで古民家を再生している。」「廃校した高校を有効活用できないだろうか。」等の話を聞きました。12 みちくさ備品の1つに【足尾ジャンダルム図】があります。4人は図面を囲みながらアタックルート談義。ベテランがビギナーに教えている様子を見ていると、私の気持ちはホッコリしました。こんな世代間交流を足尾で増やすには?田中正造の考えた渡良瀬流域の姿は?山の緑、心の緑、動物と人・・・等を考えながら帰途に着きました。本日の舎人は、鎌田さん、済賀さん、筆者(弘永)でした。

2022年6月13日 (月)

ここちよい汗を流して防潮堤の草刈り  

 13日、10時から南相馬市応援隊6名は雫育苗場に集合し、8年前に植えた杜の防潮堤の草刈りをしました。さらには、松林農園の管理と育苗用の給水作業を行ないました。今日の天気は快晴で、気温が22度、さわやかな一日でした。久しぶりにここちよい汗をかきながらの作業になりました。

 コーヒーを飲みながら話合いでは、第10回鎮魂復興市民植樹祭の感想・意見を出し合いました。出された感想・意見は、「参加者が1,000名と少なかったので残念だった」「市役所植樹リーダーが一生懸命やってくれた」「参加者が植樹指導に従ってくれなかった」などでした。

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 松林農園の様子は、カボチャの生育が活発で間もなく実がつきそうでした。また、第2回会場には植樹祭実行委員会に応援隊として提案していた写真入りの植樹会場案内板が設置されていました。

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森に捨てられていたゴミの山

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P1020504  福島県では新型コロナ感染症も毎日100名程度に落ち着いてきています。応援隊会員も体調管理に気をつけて、第4回目ワクチン接種を待っています。

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本日の参加者は、渡部代表、松林副代表、東城スタッフ、道中内スタッフ、原田スタッフ、筆者の岩橋 孝でした。

 

2022年6月12日 (日)

梅雨の晴れ間で、森作業に汗を流す

 今日は6月12日、足尾に入ると昨夜は相当雨が降ったのか、足尾ダムから流れる水の音が大きく感じられました。山にはエニシダが咲き始め季節の移り変わりを感じます。森びと広場に着くと予想に反して良い天気です。8:30気温は22℃もありました。

Img_3608 Img_3603 Img_3582 いつも通り打ち合わせを行い、「みちくさ」当番の高橋さん、筆者加賀も午前中は森作業を行うこととし、高橋さんは「みちくさの庭」の草刈り、鎌田さん、濟賀さん、加賀は「臼沢西の森」の草刈り、小黒さんと小林さんは足尾に来るのが久しぶりということで、「松木の杜」「新松木の杜」「民集の森」の散策を行うことにしました。Img_3558 Photo Img_3557 Img_3565 Img_3564Img_3562

「臼沢西の森」の西側の出入り口の点検に行くと、金網に枝のようなものが絡んでいると思ったらビックリ、ヘビ(アオダイショウ)ではありませんか。苗木の若芽を食べる野ネズミなどを狙ってくれているのでしょうか。下山し、下から「臼沢西の森」を見ると、草刈りをした所としていない所がクッキリと分かれているのが分かり、森作業を実感しました。

Img_3566 Img_3579 「臼沢西の森」に綺麗な草花が咲いています。

Img_3571 Img_3574 午後は「みちくさ」で、「里親植樹」が1年経過し、苗木の生長を応募してくれた方々へお知らせするための動画とナレーションなど、また26日に開催する「第2回森びとプロジェクト通常総会」についての打ち合わせを行いました。その後、今後植樹する新たな植樹地(りんねの森)の一番下に鎌田さんと福原さんが持参し、河原に植えたヤナギを見に行きました。枯れているものもありますが、7割くらいはシッカリと生きているようで、今後の生長が楽しみです。今後、アキグミやオオバアサガラなども植えていくことにします。Img_3592 本日「みちくさ」の訪問者は、いませんでした。本日の森作業担当は、鎌田さん、濟賀さん、小黒さん、小林さん、林子さん、「みちくさ」舎人は、高橋さん、筆者加賀でした。(報告:森づくりスタッフ 加賀春吾)



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