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2020年11月 1日 (日)

穏やかな日差しの松木渓谷で紅葉狩り

 本日は11月1日(日)。早いもので今年も残すところ、あと二か月となりました。

日光方面は紅葉を楽しむ車で渋滞ですが、足尾方面に向かう車は少ないようです。

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 遊働楽舎(愛称:みちくさ)の寒暖計を確認すると9時の気温は9℃。松木渓谷は青空が広がり、とても気持ちのいい天候です。本日は“舎人見習い”の弘永スタッフと一緒に舎内の掃除、湯沸かしなど、松木を訪れる森ともの訪問準備を整え、のぼり旗を立てて、“みちくさ”をオープンしました。

 

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 日光の混雑を避けて、足尾ジャンダルムにロッククライミングに向かうクライマーや登山者、松木渓谷へハイキングに向かう家族などが“みちくさ”前を通過していきました。帰りに寄ってくださいと声をかけました。

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 放射線量を計りながら、臼沢の森や中倉山を眺めると紅や黄色に色づいた木々が目を楽しませてくれます。ゆっくりと時間が流れていくようです。

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午前中は、11月3日に開催する『中倉山「無言の語り木」(孤高のブナ)を元気にする恩送り』の準備を行いました。根を守るための植生袋と10ℓの黒土、止め金具、背負子など。その後、小川さんと弘永さんは登山口までの道の落石確認に向かいました。

今年はコロナ禍での活動のため、森びと関係者での保護活動となります。来年は多くの森ともの皆さんと保護活動が出来ればと思います。

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 準備を終え“みちくさ”に戻ると、自転車を押した男性が立ち寄ってくれました。砂利道で自転車に乗るところではなかったと嘆いていましたが、初めて松木渓谷を訪れ、さわやかな風と紅葉を楽しんでいただいたようです。3日間の休暇を取り、大阪から電車を乗り継ぎ、わたらせ渓谷鉄道で足尾まで来てくれました。森びと手拭の購入ありがとうございます。

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 午後になると、松木渓谷を散策した帰りに足利から訪れたご夫婦が立ち寄ってくれました。「静かで、さわやかな、いいところですね」と旧松木村を気に入ってくれた様子です。山登りが趣味のようで、足利の織姫神社から日光の神社まで3日かけて歩く計画を立てているそうです。最新の山の地図には、中倉山への登山ルートと孤高のブナが紹介されていることを教えてくれました。新緑の時期にもお越しください。お待ちしています。

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 中倉山に太陽が隠れると一気に寒くなります。本日最後の訪問者は千葉県柏市の方です。

シカなど動物が見られることを楽しみに来たそうですが、あいにく出会えなかったようです。森が生長することで、シカ以外にもアナグマが住み、クマもエサを求めてやってくることを紹介しました。

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 多くの皆さんが松木の杜を散策し、楽しんでくれたようです。ブナの葉は黄色く、カエデの葉は紅く色づき、陽の光を浴びて輝いています。松木の森・杜の紅葉はこれからです。静かな、ゆっくりとした時の流れを感じに足を運んでください。多くの森ともの皆さまのお越しをお待ちしています。

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本日の放射線量 0.116µsv/h、舎人は小川さん、見習の弘永さん、筆者・清水でした。

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