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2014年9月15日 (月)

短い秋を演出しつつある足尾・松木沢渓谷

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 今日は敬老の日です。足尾・松木沢の天気は曇りから陽がでてきました。しかし、それも一瞬でした。どんよりとした天気でしたので、連休でも松木沢を訪れる方は2~3人でした。

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 そんなわけで松木川を上流へ歩き、松木川の秋の様子をお届けします。

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 中倉山斜面を眺めると、リョウブ等がうっすらと秋の色を付けていました。リョウブを拡大してみると写真の通りです。薄化粧しているリョウブの葉の色は秋を感じますか?。

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 足元を見つめると、ジャノメチョウが羽を休めていました。驚いて飛びますが、舞っている時間は30秒ほどでした。残っている力をだしきって舞っているようでした。

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 朝は吐く息が見える涼しい時なので、比較的暖かい石の上が心地ようのか、アキアカネ等のトンボたちが温かくなるのを待っているようでした。

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 大ナギ沢にはアザミの仲間が最後の力を出しきってかすれた紫色の花をを残してくれていました。越冬に向かって蝶がその花から蜜を食べているようです。

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 みちくさ近くのアキグミは以前よりも熟して真っ赤な色になっていました。少し食べてみると、とても甘いグミに育っていました。

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 午後になって、宮城県から三人の男性が訪ねてくれました。木村さん、今野さん、真山さんの三人は、「一度壊されてしまった自然が蘇ること、その過程で人々が参加して輪が広がることがとても素敵なことだと感じました。」、「斜面が真っ黒でした。舎宇井は少しずつ緑が増え、早く山が元通りになればと思いました。」、「学校の授業で鉱害の代表的なことが教わりましたが、緑を元に戻している努力も広く知らせるべきだと思いました」、書いてくれました。再開することを約束して別れました。

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 3時半頃、日光青年会議所の皆さんが足尾の歴史探訪のために松木沢まで来ていました。

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 夕方になり、中倉山斜面や足元のイネ科植物を見ていると、日に日に秋色が濃くなっています。今日は薪ストーブに薪を入れて煙突の状態を試してみました。

P9154843 虫たちも越冬の準備に忙しいような松木沢です。 (舎人:高橋、仁平。本日の放射能線量は0.20μSv/hでした。)

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