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2012年10月15日 (月)

いのちの森の小さい秋を見つけよう!

足尾ダムから遊働楽舎“みちくさ”に向かう途中の道脇で2匹の小動物に出逢いました。目が合うとすばやい動きで山の斜面を登り逃げて行ってしまいました。アナグマかと思いましたがタヌキのようです。森の小さな仲間と出会い、今日は多くの森ともが訪れてくれることを期待し“みちくさ”をオープンしました。

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9時23分、舎の温度計は16.3℃です。肌寒さを感じる気温です。天候は晴れ。徐々に気温も上がり、10時35分には23.7℃になりました。臼沢や松木の杜では桜やモミジ、カツラが色づき秋の訪れを告げています。

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ビニールハウス内では、昨日苗分けしたタブのポット苗の表面が乾燥していたので水をあげました。緑色のかわいい葉が輝きを見せてくれました。

南相馬市に贈る苗木にも散水をしました。小さな苗木たちも紅葉を始めました。1日も早くいのちを守る防潮堤の森の一員として育ち、減災の任と共に春の新緑、秋の紅葉で多くの人々に楽しんでもらえたらと思います。

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臼沢の森の前に立つと木々の生長に驚きます。階段を上ると天に向かって伸びるシラカバ(臼沢の乙女)が出迎えてくれます。松木の杜では栗の木が実を付け、イガの中からかわいい実をのぞかせています。“みちくさ”前の秋グミは赤い実をたくさんつけています。松木に暮らす生物のいのちをつなぐ森へと育っていることに、植樹や育樹活動に参加してくれているボランティアや森ともの皆さんに感謝です。

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12時頃、松木ジャンダルムを見た帰りに3名のハイカーが立ち寄ってくれました。

鹿沼在住の方々ですが、舎の中にあるジャイアントセコイアの写真に目をとめ、ご自身もヨセミテや世界遺産をめぐる旅で世界各地を巡り、国内も屋久島や富士登山など、各地を訪れた魅力ある話しを聞かせて頂きました。「冬のジャンダルムを撮りたい」と再度松木を訪れる豊富も語ってくれました。

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 北海道では旭岳や利尻山で初冠雪が見られたとラジオのニュースで知りました。冬もそこまで来ているようです。ぜひ臼沢や松木の杜の小さい秋を見つけに来てください。舎人一同お待ちしています。

 (舎人:清水、済賀 本日の線量:0.294μsv/h)

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