いのちをつなぐ営みの森へ生長!
今日は8月11日(土)、東日本大震災から1年5ヵ月となります。天候は晴れ、気温30℃(9:37)朝から汗ばむ陽気です。
今日は、宇都宮から賛助会員の加賀さんが育樹の手伝いに来てくれました。好天続きでカラカラとなった苗木たちに散水をしてくれました。
松木の杜に入り木の生長を見ました。2009年に植えた幼木は3mを超えるほどに生長しています。コブシの木の根元で紫色の袋状の花を見つけました。キキョウ科のヤマホタルブクロです。目を凝らして見ると、あちこちにハチの巣を見つけました。バッタやカメムシ、チョウ、トンボと命をつなぐ営みの森へと生長しています。
午後は、松木村奥の高台にある集合墓石の掃除を行いました。お盆を前に、少しずつ緑の甦る松木村に里帰りしてもらえるようにと願いながら墓石を水で清めました。
刻まれた年号を見ると、「文化十年(1813年)」「天保癸巳(1833年)」とありました。今から約200年前。江戸後期、養蚕を営み、大麦・小麦、にんじん、ジャガイモなど沢山の農作物が収穫された豊かな村での平和な暮らしを想像しながら合掌しました。
みちくさへの訪問者は、午後になってから「喉が渇いたので水をいただけますか」と釣り人が立ち寄ってくれました。ハイカーが何組か通ったので声をかけましたが、「雨が降りそうだから」と足早に帰って行きました。
14:40頃から恵みの雨が降り出しました。沢からの風が涼しさを運び、山や木々に潤いを与えてくれました。
(舎人:岡安幸治、清水卓 本日の線量:0.302μsv/h)
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