早春の足尾・松木沢で子供たちと戯れたい
先月、新聞で読書感想文を読んだ。「地球は生き物みんなのもの」という見出しの記事(『毎日新聞』2/5)で、那須塩原市立小学3年生の文だった。
感想文には、「北極の先住民は、昔からかりをして食料にし、必ような物を作り、自ぜんと共にくらしている。でも、ぼくたちがべんりでかいてきな生活をするために、多くの二さん化炭そを出して自ぜんをこわしてしまうと、先住民の生活をかえてしまうことになると知った。ぼくは、ごめんなさいと思った。そして、電気や水を大切にしないといけないと思った」(一部)と書いていた。
60数年前の小学三年生の私には、雑木林や田んぼの中で遊びこけていてこんなことを思ったことは微塵もなかった。このような気持ちにはきちんと応えたいと思った。「みちくさ」の今年は、私たちが育てている森を訪問者に案内したい。
間もなく足尾・松木渓谷入口には早春の香りを東風が運んでくる。(広報スタッフ・高橋佳夫)
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