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2017年9月25日 (月)

秋晴れの松木渓谷、実り豊かな松木村に心を寄せ“森とも”と語り合う

本日は9月24日、朝から青空が広がりました。秋を探しに足尾を訪れる“森とも”の来舎に期待を膨らませ、“みちくさ”をオープンしました。

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9時20分、気温は23℃、爽やかな気候です。森びと広場周辺では多くの生き物が秋の訪れを満喫しているようです。

 森びと広場を歩いていると小さな虫がピョーンピョーンと飛んでいるので追いかけてみると、なんとハンミョウでした。羽に光が反射し“玉虫色”に輝いています。ハンミョウは“道先案内”をする虫とも言われるので、森ともの来舎準備に遊働楽舎に戻りました。

 

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9時40分、さっそく最初の訪問者です。わたらせ渓谷鐵道に乗り間藤駅で下車、大平山を目指す男性ハイカーです。間藤駅から“みちくさ”までは1時間ほどかかります。“みちくさ”で水分を補給し、大平山を目指して出発しました。

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11時00分、横浜から松木渓谷の散策に訪れた親子が来舎してくれました。煙害によって山が荒廃した状況や緑化活動、中倉山“孤高のブナ”の保護活動についても関心をもって話を聞いてくれました。

 

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11時40分、埼玉から松木渓谷を訪れた御夫婦が立ち寄ってくれました。岩のむき出しとなった山の緑化について話をしていると、“みちくさ”にキツネが顔を出し、「間近にキツネを見たのは初めて」と感激し、愛らしいキツネをカメラに収めました。またの来舎をお待ちしています。

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今日の昼食はコンビニの弁当でしたが、一品手作りのおかずが付きました。朝、塚原さんから「レンコンの煮物」をいただきました。おふくろの味です。塚原さん、ごちそうさまでした。

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午後、秋を探して散策すると、いのちをつなぐ生き物や実りが確認できました。昨日は秋分の日でしたから、今日から昼より夜の時間が長くなります。気温が下がってくると山の木々が色づいて来ます。実りの秋、そして、紅葉を楽しみに多くの森ともの訪問をお待ちしています。

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14時40分、本日最後の訪問者は、神奈川から松木の自然観察に訪れた男性です。松木渓谷は4度目ですが、冬に訪れているため“みちくさ”は初めての立ち寄りです。ライカのフィルム仕様のカメラを持ち、写真を撮るにも一枚一枚大切にシャッターを切っているとのことでした。

次回、松木訪問の際は、私たちの知らない“松木の自然”を伝えてください。よろしくお願いします。

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夏のあいだ多くのアキアカネが松木の空を飛び回っていましたが、めっきりと少なくなりました。里に秋の訪れを伝えに降りていったのでしょう。

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“天高く馬肥ゆる秋”弁当をもって、のんびりと“松木の森びと”になってはいかがでしょうか?多くの森とものみなさんの訪問をお待ちしています。

 

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(舎人:田岡耕司、清水 卓  本日の放射線量 0.180μsv/h)

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