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2017年4月 9日 (日)

松木沢の春本番を待ちわびる足尾の“森とも”と草木たち!

 昨日の松木沢の気温は、9時で15度でした。天気は、曇り空で朝のうちは時々小雨も降って、谷筋に雪が残る中倉山の頂上は霧の中でした。

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 枯れ草色に囲まれた「みちくさ」周辺にも、春がやって来ていました。裏手の池にはヤマアカガエルの卵が、たくさん産みつけられていました。近づくと親ガエルが、池の中に降り積もった落ち葉の下に急いで潜り込んでいました。

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 「みちくさ畑」にはカンゾウが芽を出し、今年もきれいな花を咲かせてくれそうです。その脇に松村スタッフと、岡安舎人がネギを植え付けました。うどんやソーメンの薬味になります。

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 ビニールハウスで足尾の冬を過ごした苗木達も、松村スタッフが全て外に出してあげていました。新しい防草シートの上は居心地が良さそうです。これからは、春の陽をたくさん浴びて大きく育って欲しいものです。

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 昨日の来訪者は、3人でした。最初に方は、クライマーの大木さんでした。春先きの今どきは、落石に注意して欲しいと訴えていました。確かに中倉山も、凍っていた表土が緩みしょっちゅう落石音がしています。一人行動が多い大木さんは、「危険なところは避ける」をモットーにしているそうです。

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 次の来訪者は、群馬県太田市から来られたお二人です。松木沢渓谷や中倉山に何度もきているそうで、森びとの活動に感謝の言葉をいただきました。これから始める「孤高のブナ」の保護活動や、植樹祭への参加を呼びかけました。

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 来訪者を待つ間に、岡安さんが真剣に立ち向かっているのは、ある竹細工です。とても素敵なモノです。5月20日の植樹祭にご紹介いたしますので、どうぞお楽しみに!

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 帰りがけ、松木川沿いの木々に、サルが群がっていました。どうやら木の芽を食べているようで、近づくとあわてて逃げだしました。桜やニセアカシヤの花に群がる猿の姿が見られる日も間もなくの足尾・松木沢でした。(本日の放射能は0.153μ㏜/hでした舎人:岡安幸治、橋倉喜一)

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