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2016年6月 5日 (日)

水無月、豊かな森が田に水を張り、いのちを育てています。

 本日は6月4日(土)、快晴です。朝から気温が高く9時30分には26℃に上がりました。

 ビオトープを観察すると水の量が減っています。本日舎人の松村宗スタッフが、水源が詰まっているのだろうと掃除に向かってくれました。しばらくすると水が吹き出し、オタマジャクシも元気に泳ぎ出しました。

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 本日、森作業にやってきたのは、宮原事務局員と金子スタッフです。晴天が続き、苗床のポット苗たちは乾燥に耐えています。「みちくさ」でミーティングを行ない、金子スタッフは苗床の散水、宮原事務局員は松木の杜の補植を行うことにしました。炎天下での補植は大変なため、「みちくさ」の番を松村宗スタッフにお願いし、筆者(清水)も補植に向かいました。苗床のポット苗は金子スタッフの散水によってキラキラと葉を輝かせました。

 

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 松木の杜ではシラカンバやミズナラ、コナラ、ヤマザクラ等、多くの木々が生長し、時折吹き抜ける風に揺れています。乾燥など生育が悪く枯れてしまった場所に、コナラとクヌギの補植を行いました。表面を覆う草を剥がす作業が大変です。唐グワとスコップを使い、穴を掘り、土壌を柔らかくし、苗木を植えました。午後3時30分頃まで汗を流し、コナラ91本、クヌギ3本を植えました。

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 「みちくさ」前の畑は、松村宗スタッフの手入れで、じゃがいもの葉が青々と茂っています。東側のウワミズザクラは5月に花を付け、本日では青い実が鈴なりです。赤く熟すのが楽しみです。一方で、サルも山の中から狙っているのではと心配です。

 

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 午後、「みちくさ」には「大楢木沢まで行ってきた」と瀑泉さんが立ち寄ってくれました。松木渓谷には年に数回沢登りに来ているそうです。2年前に立ち寄ったときは高橋さん、小黒さんが対応してくれたことを話してくれました。ノートには「2年ぶりに寄らせていただきました。小黒さん、高橋さんお元気ですか。去年、小足沢大滝にも行ってきました。また、いずれ寄らせていただきます。」と書いてくれました。またのお越しをお待ちしております。

 

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 本日の松木村にはウグイスやヒバリ、キジなど多くの鳥たちの鳴き声が響いていました。

 

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 6月の別名は水無月(みなづき)。梅雨入りなのに水が無いのはなぜかと調べると、無は「の」を表し、「水の月」の意味だとわかりました。田植えが済み、田に水を張る必要があるから水の月⇒水無月と呼ばれるようになったようです。

 他にも、鳴神月(なるかみづき)=雷鳴が多い月の意から。松風月(まつかぜづき)=風を待つ(松)月、暑くなり風が待ち遠しい月など、人間の営みと密接な自然の表れを意味するものが多いことがわかりました。

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 異常気象が多発する今日、「季節感」も奪われているように感じます。地球温暖化ストップ!原発に頼らない暮らしを考えるために、山と心に木を植えましょう!

 「みちくさ」では多くの森ともの訪問をお待ちしております。

 

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(舎人:松村宗、清水  本日の放射線量 0.135μsv/h)

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